社会科学部
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アカデミックカテゴリー( 特定テーマ研究)学際創造的な社会構想力を養う『学際』を理解するために 社会科学部では様々な学問が学べます。新たに興味をもった学問に出会う喜びも大切ですが、まずは軸となる立ち位置を見つけ、自分の足元の学問を探求し奥深さを実感することではじめて、「学際」が正しく理解できるようになります。 「学際」とは、学問分野の種類の多さだけを指すのではなく、自らの問題解決に向けて、それらを正しく活用できることも意図します。 そうした科目履修計画の指針として、「アカデミックカテゴリー」と呼ばれる科目グループを用意しています。「Academic Approaches」と「Themes & Subjects」の2つの視点から構成され、可能な限り複数の領域に挑戦することを推奨しています。「アカデミックカテゴリー」をうまく活用して、大学での学びを飛躍的に発展させましょう。FEATURE法と経済学サスティナビリティ学社会デザイン日本の社会と公共政策平和研究日本の歴史と文化アメリカ研究社会調査政治学・政治理論研究経済学リーガルマインドビジネス・アドミニストレーショングローバル社会と文化理解データサイエンスヨーロッパ研究社会学Academic ApproachesThemes & Subjects伝統的な学問領域をより深く学ぶための科目群です。逆説的のように見えますが、「学際」的なアプローチを行うには、伝統的な学問領域をしっかり学ぶことが重要です。これらを体系的に学ぶことで、はじめて「学際」を理解することが可能になるからです。AcademicApproaches今日の社会が抱える問題に対して、特定のテーマをベースにアプローチを行う科目群です。伝統的な学問分野の枠を超えて取り組むことが求められる問題に、多面的にアプローチします。Themes& Subjects企業の外国人労働者の雇用と地元住民との共生の問題に興味があるAさんは、『経済学』から産業の構造などの雇う側の立場について学習する一方、『グローバル社会と文化理解』の学習から、外国人との共生について学びを深めます。インタビューやアンケートを通して実際に起きている問題について研究を進める『社会調査』に関心をもったBさんは、『リーガルマインド』の学習で現地調査における法的な基礎知識を身につけた後にフィールドワークを行い、『データサイエンス』の履修から、調査結果を解析する方法を習得し論文執筆を進めます。AさんBさん経済学グローバル社会と文化理解社会調査リーガルマインドデータサイエンス5

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