社会科学部
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Graduates 活躍する卒業生 社会科学部には、様々な分野の学問を幅広く学ぶことができる魅力があります。例えば、漢字を取り巻く事象・文化について探求する授業や、実際に高田馬場の街に繰り出すアクティブラーニングの授業など、ユニークな科目が数多く用意されています。早い時期に多くの分野に触れることができるため、本当に興味のある分野を見つけることができます。基礎知識を身に着けた後は多岐に渡るゼミナールで、自分に合ったテーマを深く学ぶことも可能です。 また、他学部に比べ選択科目が多く、比較的自由な時間割を作ることができるのも魅力です。私は学業の他に、体育会アーチェリー部での活動に力を入れました。大学の名前を背負う責任を実感しながらチームで一つの目標に向かって勝利を目指す経験は、何物にも代えられないかけがえのない経験です。社会科学部だったからこそ学業から部活、サークル、アルバイトなど大学生活全体を充実させることができました。株式会社 資生堂狐塚 佑姫 2019年3月卒業 入学前は法律を学びたいと思っていましたが、1年次に受けた授業がきっかけで経営に興味を持ち、国際経営のゼミに入ることを決めました。このように学びたいことが変化しても、自分のやりたいことを諦めずに学べる点が社会科学部の良い所だと思います。 ゼミでは、国際経営論や企業の経営戦略について学びました。具体的には、世界各国でビジネス活動を行う企業が市場の競争を勝ち抜くためにどのような戦略を行っているかについてなどです。ゼミの活動を通して、社会人として働く上でも役に立つ実践的な知識やスキルが身についたと感じています。 また、長期休みにインドやアフリカの国々に一人で赴き、現地のNGOで女性の自立支援や子どもの教育のサポートも行っていました。この活動を通して、現場に足を運び、自分の目で見て物事を判断することの大切さを改めて実感しました。株式会社 野村総合研究所久木田 寧音 2019年3月卒業 私の所属していたゼミは、「都市・コミュニティデザイン」です。まちづくりをテーマに活動し、現地に出向いて実習を行う機会が多いゼミでした。活動する地域ごとに班を形成し、普段のゼミの時間でワークショップなどの準備や反省を行い、休みの日にその実施を行っていました。 私は、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県名取市閖上地区にて活動する班に所属していました。若い世代の人でも気軽に訪れることができる公民館の在り方をテーマに、中高生向けのワークショップを数多く開催しました。参加者が意見を出しやすい雰囲気を作るにはどのようにすればよいのか、多様で奇抜なアイデアをどのように実施段階へと落とし込むのか、などの点に真摯に向き合って活動してきました。 社会科学部は、自らの興味関心さえあれば、それをとことん伸ばすことが出来る環境が広がっていると思います。講義やゼミも政治学・法学などの伝統的な学問分野もあれば、比較的に新しい分野もあります。自身が惹きつけられる何かがある可能性が高い学部だと考えています。東京都庁関根 康太 2019年3月卒業016

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