社会科学部
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三菱商事株式会社中野 伸彦 2018年3月卒業Graduates日産自動車株式会社横山 功 2018年3月卒業日本放送協会(NHK)岩谷 志帆子2018年3月卒業神奈川県職員Ⅰ類宮野 雅樹 2018年3月卒業活躍する卒業生 一つの学問に縛られないことが社会科学部の一番の特徴だと思います。特に1年生の時は、さまざまな学問領域の入り口を眺めることができます。そこから幅広い考え方や検証の方法を学び、自分にあったもの、自分に必要なものが選べるので非常に満足感があります。 学生時代に多くのものを見聞し、自分が持っていなかった考え方を得ることは重要なことだと思います。大学の授業以外でも海外へ何度も訪れ、各国の人々や文化に触れることで視野を広げることができました。 また、中学生の頃に高円宮杯全日本中学校英語弁論大会に出場したことがきっかけで、自分自身も日本学生協会(JNSA)基金という学生団体に所属していました。3年生の時には幹事長を務め、この英語弁論大会の運営を成功させることができたことでも大きな達成感を感じました。 社会科学部では、多様な学問分野を学ぶことができます。その中でも私は、まちづくりをテーマにするゼミに所属していました。ゼミでは、公民館復興事業に携わり、市の職員の方や地域住民の方々と新公民館の理念や基本設計などを話し合いました。また、地域活性化につながるような長期間に及ぶイベントを地域の中学生とともに企画・運営しました。自分とは違ったバックグラウンドを持った人たちと接する機会が多く、相手の意見を受け入れる力と自らの意見を発信する力を身に付けることが出来たと考えています。 当初は一般企業への就職活動も行っていたのですが、ゼミで体験したこのような経験を活かせる仕事に就きたいという想いが強くなり公務員を目指すようになりました。 早稲田大学校歌には「東西古今の文化の潮」という歌詞がある通り、早稲田には実に多様な価値観や個性を持った学生が大勢います。中でも「学際性」を重視する社会科学部は、カリキュラムの大半を自由に組めることが特徴的です。私自身、ゼミで専攻することになった言語学の領域との出会いは、興味本位で履修した1つの講義がきっかけでした。4年間を通じて自由に興味の幅を広げられた経験は、非常に貴重だったと感じます。 また、応援部チアリーダーズとしての活動にも力を尽くしました。体育各部が対戦校に勝利するために、リーダー・吹奏楽部と共に全身全霊を込めて応援し、勝利を勝ち取って、選手や観客と感動を分かち合う数々の経験をしました。 このように、大学における巡り合いはどれもが面白く刺激的なものばかりです。個性豊かな仲間と自由に過ごせる環境も社会科学部の魅力だと思います。 社会科学部では、まず多種多様な授業を履修してから、自分が興味を持った分野の授業を中心に選択することができます。もちろん幅広い学習を継続することもできます。どう興味が変化していくか分からない4年間で、あらゆる分野に触れることができる学際性は大きな魅力です。また時間割が自動的に決まる必修授業が少ないため、他学部の授業や学外での学習も柔軟に取り入れることができます。 私が4年間で一番力を入れたのはスペイン語の学習です。1年次の必修科目、2年次の選択科目を経て、3年次にはメキシコへ留学しました。現地では約半年間の語学研修の後、日本法人にてインターンシップを行いました。今後の目標は国際的な業務に携わり、スペイン語圏でも活躍することです。16

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