社会科学部
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13School of Social Sciences ◆ Waseda University地球規模の視点で思考・実行する…『国際』 社会科学部では、学際性と国際性を重んじる教育理念にもとづき、学生が異文化を学びながら世界に視野を広げるための絶好の機会となり得る海外留学を「グローバル人材」育成の礎ととらえ、積極的に奨励しています。セメスター制度を導入し、留学先で取得した単位の認定を柔軟に行うなど、学生が留学にチャレンジしやすい学習環境を整えています。 また社会科学部には、英語学位プログラムが提供する「英語で行われる授業」が社会科学部の一般学生にも開講されています。海外からの留学生と一緒に、英語で授業を受けることで「内なる留学」を体験できます。「内なる留学」を活かした留学計画 社会科学部では、「英語で行われる授業のみで卒業可能」な英語学位プログラムを2011年9月に開設しました。現在、約100名の学生が学んでおり、その多くはアジアを中心とする国や地域出身の留学生と海外で教育を受けてきた日本人学生です。 この英語学位プログラムの講義科目は、英語力において一定の条件を満たすことを条件に、すべての社会科学部の学生が履修可能となっています。これまで述べ500名を超える一般プログラムの学生が英語学位プログラム科目を履修し、多様なバックグラウンドを持つ国際性豊かな学生たちと机を並べ、互いに切磋琢磨し合うことは有意義な経験になります。 海外留学を希望する学生にとっても、留学前に英語で行われる授業に馴れることや、留学後の英語力の維持・向上にも非常に役立ちます。英語学位プログラム英語学位プログラムの授業の様子 3年次の秋学期に東南アジアのブルネイへ交換留学をすることが決定したことをきっかけに、英語で行われる授業に慣れるために、社会科学部の英語学位プログラム科目を履修しました。 留学先の授業はリーディングの量やレポートの字数も多く、また期末試験は2時間の論述式と予想以上に大変なものでしたので、事前に英語学位プログラム科目を履修したことは非常に役立ったと感じています。 留学から帰ってきた後も、英語学位プログラム科目を履修することにより毎週英語に触れるチャンスが生まれ、留学先で身につけた英語力を維持・向上させることができました。(2016年度卒業 石井 里実)受講者の声〈早稲田大学の留学プログラムと社会科学部の英語学位プログラムを利用した留学イメージ〉早稲田大学の提供プログラムで留学する場合、4年間での卒業も可能!1年次3年次4年次2年次春学期秋学期春学期秋学期春学期秋学期春学期秋学期英語学位プログラムの科目を履修英語学位プログラムの科目を履修情報収集・ 準備出 願渡航準備留 学単位認定就活準備就 活1年生のうちから英語「で」学ぶ授業を履修して、留学のイメージをつかもう!帰国後も、英語「で」学ぶ授業を通して、英語力を維持・向上!留学センターやフェアなどで情報収集!TOEFLなどの語学テストを受験!出発1年前出願が一般的。学内選考を経て、留学先が決定!ビザや保険手配など…出発までもう少し!3年次の夏頃には帰国しているため、就職活動に向けてインターン等に参加することも可能!留学で得た学び・経験を活かし、より広い可能性のもとでキャリア設計を!留学中に取得した単位は、一定の条件に基づいて、社会科学部の卒業算入単位として認定可能!

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