スポーツ科学部
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10 みなさん、これまでにスポーツ活動中にケガをした経験はありませんか?また、ケガを繰り返したことで、思うように競技力を向上できなかったひともいるのではないでしょうか? 今、世界中でスポーツ活動中のケガを防ぐためのプログラム作りがされていて、適切な予防トレーニングを行うことで、約半分のケガが予防可能であることがわかっています。さらにこれらのトレーニングは、さまざまな運動能力を高めることで、競技力向上につながることもわかっています。 このようなスポーツ医科学の知識に基づいたトレーニングをプログラムし、スポーツ選手をサポートする。あるいはアスリートが自分自身で学び、実践することで選手生命を長くする。これがトレーナーコースで学べることです。世界は「ケガから早く回復する」から「ケガを予防してパフォーマンスを向上する」という考えにすでにシフトしています。最新のスポーツ医科学の知識や技術を、是非ここで身につけてください。Norikazu Hirose広瀬 統一教授MESSAGE FROM PROFESSOR教員からのメッセージ 実学としてのスポーツ科学を追究することを第一義の目的としています。スポーツ医科学に関わる基礎知識に基づいて、スポーツ外傷・障がいの予防やケガからの競技復帰サポート(リコンディショニング)、競技力向上のためのトレーニング指導(コンディショニング)などの具体的な実践技法の学習・習得を行います。 このように競技者のコンディショニングやスポーツ愛好家の健康体力づくりをサポートするトレーナーとして必要な能力を身につけるとともに、広く社会一般にスポーツ科学の実践技法を伝播する能力を養います。ATHLETIC TRAINING AND CONDITIONINGコーストレーナースポーツをより安全に、選手が最高のパフォーマンスでプレーができるようなサポートをできるようになりたいと思い、アスレティックトレーナーを志しました。現在は、男子バスケットボール部に学生トレーナーとして所属し活動しています。選手の身体面のサポートだけでなく、信頼関係を築きながら一人ひとりの笑顔と当たり前を支えることの重要性を日々感じています。将来の目標は、米国でプロとして活動するアスレティックトレーナーになることです。卒業後は、日本で活動後、米国の大学院に進学する予定です。 トレーナーコースでは、身体の仕組みや解剖の知識、傷害予防、リハビリに関する知識だけでなく、内科、栄養、トレーニングなど選手をサポートするうえで必要な知識を科学的な視点から学ぶことができます。早稲田大学では、日本を牽引するドクターの先生や、プロの現場で活動する先生、さらには研究者の先生など素晴らしい専門家の先生が数多く在籍しています。非常に高いレベルの環境下で、講義のみならず実践を通して実用的なスキルを習得することが可能です。先生とも学生とも距離が近くアットホームな環境で、常に学びを楽しむことができます。ストレングスコーチ、アスレティックトレーナーなどを目指す学生や、学びを自身の競技力向上に活かす選手など志の高い学生のいる中で切磋琢磨しながら学びを謳歌できる、非常に魅力的なコースです。 トレーナーになりたい方、興味のある方、ぜひトレーナーコースで一緒に楽しく学びましょう。3年/2017年入学 広島県・呉三津田高等学校 一般入試千葉 大聖 Taisei ChibaSTUDENT’S VOICE 在学生からのメッセージCOURSE競技者のみならずあらゆる年齢層の健康体力づくりのサポートについて学ぶ

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