理工学術院
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先進理工学部・研究科Departments 学科・専攻紹介 物理学は素粒子、物質、生物、そして宇宙に至るまで、広大な時空間スケールの自然を相手にし、そこに潜む普遍法則を見出し、人類の未知の領域を開拓する学問です。本学科は、この広大な時空間スケールの自然を相手にすべく、素粒子・宇宙物理、物性物理、生物物理を3本の柱として教育と研究を行っています。物理学を体系的に学ぶ過程で、ぜひ「科学的思考法」を身につけてください。そして、研究の最前線で、まだ一度も開かれたことがない扉を押してみましょう。物理学科/物理学及応用物理学専攻 身の回りのあらゆる全ての現象が物理で成り立っていることに気づいた時、私は本学科に魅力を感じ、進学しました。1年次から班ごとに研究室に配属され、最先端で活躍されている先生方や先輩方の協力の下で研究を進め、プレゼンを行う「物理学研究ゼミナール」は物理学科の特徴的な授業の一つです。将来、今学んでいる理工学の専門知識を、グローバルに生かせる人材となれるよう頑張っています。物理学科 1年山崎 美里さん 応用物理学科は、物理学を基礎として、理学から工学にわたる幅広い分野をカバーする学科です。最新の物理学を駆使して時代を切り開き、科学技術を創造する人材の育成を目的としています。変化の激しい現代では、常識にとらわれない着想を発展させることで独創的な技術が生まれます。同時に、新しい技術は基礎研究の発展を促します。これは、理学の成果を工学へ応用し、逆に実問題を通して根本原理を振り返るという理工学の精神そのものであり、その意味で本学科は最も理工学部らしい学科といえるでしょう。応用物理学科/物理学及応用物理学専攻 応用物理学科は、素粒子や宇宙から電子デバイス、生物など物理学・数学を基盤とする幅広い分野を研究の対象としています。さまざまな分野の講義と並行して演習・実験が用意されているため、物理学の包括的な知識を得ることができ、広大な物理学の世界から自分のやりたいことを探すヒントになりました。いま具体的な取り組みたいテーマを持っていなくても、物理を基礎から学んでその奥深さを感じたい人には魅力のある場所だと思います。応用物理学科 3年小林 篤史さん 自然科学を基礎として、最先端の理学・工学・医学の融合領域まで、世界最高水準の研究・教育および社会への実践的な貢献を実行する先進的な学部・大学院です。 学部1年次から学科ごとに基礎となる学問体系を着実に修得すると共に、高学年・大学院では学科・専攻の壁を越えた最新の学術分野における知識を修得し、各自の可能性にチャレンジしながら、幅広い分野でリーダーとして世界的に活躍できる研究者・技術者を養成します。 「物質」「生命」「システム」をキーワードに、「ナノマテリアル」、「システムインテグレーション・ロボティクス」、「エネルギー・環境」、「創薬科学」、「医工学」、「High QOL エンジニアリング」、「遺伝子機能と情報」、「細胞機能:計測と制御」などの研究領域への人材輩出を目指します。先進理工学部・研究科先進理工学部・研究科のWebサイトはこちらから34

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