理工学術院
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株式会社SUBARU エンジン設計部 エンジン設計第一課白鳥 早紀さん(2017年 基幹理工学研究科 機械科学専攻卒)座学の授業から学ぶことも多いですが、実験の授業で自分の手を動かして解き明かす体験をしたことで、「持っている知識」が「使える知識」になりました。大学は専門分野だけでなく、広い分野の知識を深められる環境でした。専門にとらわれず知識を実体験する株式会社IHI 技術開発本部 総合開発センター ロボット技術開発部小椋 優さん(2006年 理工学研究科 機械工学専攻卒)授業や研究で一からものをつくった経験大学在学中には電気回路を作ったり、ヒューマノイドロボットを開発したりといったものづくりを経験しました。自ら手を動かした経験があったからこそ、今、ロボットを机上で設計できるんだと実感しています。共同研究で身に付けた発想手法の基礎授業も課外活動も多彩なので、一つの大学に属しているだけなのに、文系の学生や留学生、他大生や企業の人など、それまでに経験したことないほどいろいろな人と出会い、多様な世界を知ることができます。Data進路 現在、基幹・創造・先進理工学部の約7割の学生が大学院に進学しています。また、学部卒業後に就職する学生も社会から高い評価を受けており、一流企業などで活躍しています。就職状況(2018年3月卒業・修了者)修士課程修了者の進路学部卒業者の進路大学院進学 70.5%博士後期課程進学7.5%就職 25.6%就職 89.1%その他 3.9%その他 3.4%27日本電信電話株式会社 NTT先端集積デバイス研究所里 紗弓さん(2016年 先進理工学研究科 物理学及応用物理学専攻卒)1、2年生で学ぶ基礎実験を通して、事前の勉強から測定、考察まで、実験の進め方を学びました。この手法は、研究職として勤務する今も役に立っています。卒業後まで役に立つ実験の進め方を習得大学では材料物性からプログラミングまで、幅広い分野を学べました。今も幅広い分野の製品を扱う会社で働いているので、大学時代に学んだことがそのまま役に立っています。自分たちで考えて行動する「自主性」を育てる研究室研究室では、研究だけでなくゼミや研究室におけるルールづくりなど、自分たちで考えて行動する機会が多かったため、自主性が身に付きました。富士フイルム株式会社 R&D統括本部 画像技術センター臼田 稔宏さん(2017年 基幹理工学部 電子物理システム学科卒)専門知識を深めながら幅広く学んだ経験株式会社三菱総合研究所 社会ICTイノベーション本部井上 尚紀さん(2013年 創造理工学研究科 経営システム工学専攻卒)最先端の環境で情報科学を突き詰めた経験仕事で課題に向かうときに「意地でもなんとかする」と思えるのは、「誰にも負けない強い基礎を学部時代に築いた」という自信があるからです。明治大学 総合数理学部 ネットワークデザイン学科秋岡 明香さん(2004年 理工学研究科(博士後期課程) 情報科学専攻卒)物理学を用いて自然現象を解明する考え方時代とともに変化する金融サービスの追求と、それを実現するシステム開発を行う中で、大学時代の経験が「思考の骨子をもとに柔軟に対応する力」として生きています。株式会社野村総合研究所 金融ITイノベーション事業本部ビジネスIT推進部前谷 紘生さん(2015年 先進理工学研究科 物理学及応用物理学専攻卒)一人の研究者として考え実践すること実験のティーチングアシスタントとして、教員・職員・学生と協働し新たな実験を立ち上げた経験が現在の仕事に生きています。いかに目的を相手に分かりやすく・的確に伝えられるかを考えるようになりました。早稲田大学 理工センター技術部 教育研究支援課(一系)塩井 菜穂さん(2016年 先進理工学研究科生命医科学専攻卒)

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