理工学術院
10/40

戸川 理工を専門にしようと思ったきっかけは、中学生〜高校生の頃にありました。当時流行していた、「マイコン※」に熱中したことです。例えば、音楽プレーヤーは購入したら音楽プレーヤーとしてしか使えません。でも、コンピューターはプログラミングを施せば、1台でゲームもできるし、音楽も聴けるのが魅力でした。自分でソフトウェアを作って遊ぶうちに、コンピューターや通信の分野を突き詰めて学びたいと思うようになったんです。※特に1980年代に流行したパソコンの呼び名。当時は小型ながら、プログラミングによって自由に遊べる家庭向けのホビーパソコンが流行していたRound Talk3学部長鼎談理工学の各分野で最先端の研究を続ける、3学部の学部長。その研究の原点には、今も追い続けている「夢」がありました。それぞれの研究の道を志したきっかけや、各学部の特徴、学生へのメッセージを語り合います。始まる理工の未来 夢 から理工系の道を歩むきっかけ創造理工学部長・研究科長菅野 重樹教授Profile 早稲田大学理工学部機械工学科卒業。同大学大学院理工学研究科機械工学専攻単位修得退学、工学博士。1998年より同大学理工学部教授。専門分野は知能機械学。大学院修士課程時代、ロボットの動作実験をしている菅野教授(右)。左は故・加藤一郎教授、奥は白井克彦元早稲田大学総長。先進理工学部長・研究科長若尾 真治教授Profile 早稲田大学理工学部電気工学科卒業。同大学大学院理工学研究科電気工学専攻修了、博士(工学)。2006年より同大学理工学部教授。専門分野は環境エネルギー工学。大学院修士課程時代の若尾教授(左)。電気工学実験室にて小貫天名誉教授(右)と。10

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る