理工学術院
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7 基幹・創造・先進理工学部は実際にものに触れ現象を体験する「実験教育」を教育の原点として重要視し、前身の理工学部創設当初から教育体制を整え、充実させてきました。実験・実習を中心とした体験型授業により、教室での講義をより理解するとともに技術の基礎を身につけます。新しい着想は手と頭を動かすことで生まれます。試行錯誤を繰り返し、議論を積み重ね、未来を切り拓く力を養う「実験教育」は早稲田理工の大きな特徴です。視点を身につけセンスを磨く豊富な基礎実験基幹・創造・先進理工学部の1年生全員が受講する「理工学基礎実験」は特徴的な科目の一つです。物理・化学・生命科学系と多岐にわたる実験をする中で、試行錯誤を経て解決する経験を積み、幅広い視野や独創的な発想力、理工学的な視点を身につけ、センスを磨きます。技術者・研究者としての素地を養う多彩な専門実験学年が上がると分野に応じた専門実験科目・実習科目に軸足が移ります。計測や観察、理論との比較などさまざまなアプローチにより、目の前で起きている現象を理解します。「知っている」と「できる」が違うことを体感し、知識から知恵を生み出す中で技術者・研究者としての素地を養い、実践力を体得します。スケールメリットを活かした盤石なサポート体制学部・学科の枠を超えて使える共通機器・装置が充実しています。共通化することにより機器・装置の重複を避け、より高度な機器・装置をより多く導入しています。また、約100人からなる経験豊富な技術スタッフ組織(私立大学では最大規模)も特徴です。専門的な技術指導や計画的な機器・装置の導入、管理運営の効率化を図り、より質の高い実験教育と教育支援体制を整えています。 実験・実習科目では、大小さまざまな事象を、装置等を用いて可視化することにより、科学として扱っています。それらを通して、自分が科学の中で生活している面白さや不思議さに気づくでしょう。実験・実習は、将来技術者・研究者として自らの疑問や世の中の不便を解消するため、また好奇心を探求するための礎を作る場となっているのです。自ら手を動かし、知見を得られる喜びを感じましょう。私たちが万全のサポートをします。理工学術院統合事務・技術センター 技術部教育研究支援課(四系)海部 淑江実験スタッフの声ものに触れ現象を体験する中で探求する力を養う実験教育

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