理工学術院
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化学・生命化学科3年千葉 勇太さん私は高校時代にケミカルバイオロジーに興味を持ち、化学と生命科学の両方を学べる化学・生命化学科に進学しました。当学科の魅力は、比較的少人数の学科なので、学生同士、また教員との距離が近いことです。有機、生命、物理、無機化学を基礎から先端研究まで幅広く学んで、食品や医薬品などの生体中での働きを化学の視点で解き明かしたいです。学生からのメッセージ生命の謎を化学の力で解き明かす 学部生の大部分は大学院に進学します。修士修了生の約1〜2割が博士課程に進学します。昨年は5名の博士が誕生しました。卒業生は、医薬・製薬、化学・食品、電気・機械、情報・通信等多岐にわたっています。また多くの卒業生が、企業や大学で研究者として活躍しています。進路の方向性学部卒業者の進路その他 3.1%大学職員・銀行 2.9%機械・建築 2.9%情報・通信 4.4%化学・製造 4.4%大学院進学 82.3%その他 3.1%大学職員・銀行 2.9%機械・建築 2.9%情報・通信 4.4%化学・製造 4.4%大学院進学 82.3%銀行 2.5%公務員 5.0%情報・コンサルタント 10.0%製薬・食品 12.5%博士後期課程進学 15.0%化学・石油 55.0%修士課程修了者の進路 「化学」は物質の合成、物質の機能を分子レベルで追及する学問であり、数多くの化学製品を生みだし近代社会の発展と人類の福祉に大いに貢献してきました。21世紀の「化学」には、地球環境への影響を考慮した上で世の中の役に立つ物質を作り出す高度な技術が求められます。これを実現するためには、従来の知識や技術を踏襲するだけではなく、物質世界を解明する新たな方法論の確立とそれに基づく新しい技術の開発が不可欠です。化学・生命化学科/専攻では、先進社会の発展を支える基礎学問としての「化学」を体系的に教育するカリキュラムを提供し、化学的な基礎力を多様な分野において使いこなす柔軟な思考力と豊かな創造力を養う教育を行います。そして先端的な研究教育プログラムを通じて、現代社会の安定と発展に貢献する卓越した人材を育てます。学部学科・大学院専攻/専門分野の概要旭化成、クラレ、コーセー、JXエネルギー、シオノギ製薬、信越化学工業、住友化学、積水化学工業、武田薬品工業、デンカ、東レ、三菱ケミカル など主な就職先原子・分子レベルで見た先端的機能性物質の創造化学・生命化学科/化学・生命化学専攻先進理工学部/化学・生命化学科 大学院 先進理工学研究科/化学・生命化学専攻Undergraduate and Graduate Programs in Chemistry and Biochemistry早稲田 理工 化学・生命化学科44

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