理工学術院
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環境資源工学科3年長澤 真さん「環境問題の解決に貢献したい」という思いから、私はこの学科を選びました。本学科では資源開発や資源循環、環境保全といった幅広い分野を学ぶことができ、現場見学や世界で活躍するOB・OGの話を聞く機会もあります。私は今後、岩石・鉱物資源に関する研究をし、石造文化財保護等にも応用することで、国際協力にも携わりたいと考えています。学生からのメッセージ可能性は無限大 本学科/専攻卒業生は、金属、セラミックス、石油、鉱業、機械、電気、化学、食品などの各種製造業や、情報通信、建設、商社、官公庁、各種行政法人、運輸などさまざまな分野で活躍しています。学部卒業生の約7割が大学院に進学しており、修士課程修了者では石油・エネルギー関連企業への就職が多く、最近では環境・リサイクル関連企業への就職が増えています。進路の方向性学部卒業者の進路その他 3.0%就職 26.0%大学院進学 71.0%その他 3.0%就職 26.0%大学院進学 71.0%その他 15.7%情報・通信 5.9%金融・証券・保険 7.8%商社・コンサルディング 11.8%電気機器 13.7%機械・エンジニアリング 13.7%鉄鋼・金属・鉱業 15.7%石油・エネルギー 15.7%修士課程修了者の進路 本学科は、「地球・資源」系、「素材・循環」系、「人間・環境」系の大きく3つの系(専門分野)で構成されています。大学院では岩石学と地質学が加わり、地球科学を基礎としたグローバルな視点から資源・環境・エネルギー問題を教育・研究します。その対象は、地球・太陽系物質循環、資源形成過程解析、石造文化財保全などの理学分野、資源の探査・開発、未利用鉱物資源の利用技術、環境調和型素材、環境調和型リサイクリング、廃棄物の適正管理・処分、環境低負荷型エネルギー開発、地域・地球大気環境の汚染実態、環境および健康リスク評価、自然災害とその予測・防災などの工学分野など多岐にわたっています。こうした幅広い知識や経験を総合することにより、現実の環境調和・資源循環に関する新たな問題を発見し、それらを解決する能力を養います。学部学科・大学院専攻/専門分野の概要エクソンモービル・ジャパン、 JFEスチール、石油資源開発、石油天然ガス・金属鉱物資源機構、東京都、東洋エンジニアリング、トヨタ自動車、本田技研工業、三菱マテリアル、雪印メグミルク、横河電機 など主な就職先その他内訳:環境・リサイクル、化学・食品・製薬、官公庁・教育、運輸・交通 など資源循環型社会の構築と地球環境保全を目指して環境資源工学科/地球・環境資源理工学専攻創造理工学部/環境資源工学科 大学院 創造理工学研究科/地球・環境資源理工学専攻Undergraduate Program in Resources and Environmental Engineering / Graduate Program in Earth Science, Resources and Environmental Engineering早稲田 理工 環境資源工学科38

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