理工学術院
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数学科3年新井 力帆さん数学にはさまざまな分野や領域が幅広く広がっていますが、それらをとことん追究できるのが本学科の特徴であり魅力であると思います。ある分野で新しく得た知識や思考を別の分野の証明等で応用できた時や、学科の仲間同士で疑問をぶつけあったり新しい解法や証明を発見した時の喜びを味わったりすることができるのは数学科ならではの醍醐味です。学生からのメッセージ幅広く得た知識を次なる疑問の解決へ 数学科で培われる論理的思考力・数学的分析力は多くの企業がもとめている能力です。そのため、情報・通信、金融・保険をはじめとする多業種への就職実績があります。教職課程を履修し数学(中学・高校)の教員を目指すこともできます。大学院に残って数学の研究者を目指す者もいます。進路の方向性学部卒業者の進路その他 20.0%大学院進学 56.0%電気機械器具製造業 4.0%生命保険業 4.0%証券業 4.0%教員 4.0%情報サービス業 8.0%その他内訳:不動産業、普通銀行、制作業、その他金融業、その他製造業 などその他内訳:普通銀行、通信業その他 34.3%専門サービス業 4.5%鉄鋼業 6.0%生命保険業 7.5%電気機械器具製造業 9.0%教員 11.9%博士後期課程進学 11.9%情報サービス業 14.9%その他 20.0%大学院進学 56.0%電気機械器具製造業 4.0%生命保険業 4.0%証券業 4.0%教員 4.0%情報サービス業 8.0%修士課程修了者の進路 数学は人類の歴史と共に歩んできた学問であり、非常に高い普遍性と幅広い適用性をもっています。数学における理論はひとたび正しく証明されれば、原理的にすべての人がその正しさを確かめることができます。また自然科学の分野で時折起こるように一度認められた理論がより新しい理論の出現によりのちに否定されることは決してなく、数学は最も信頼性の高い学問であるといえます。数学はそれ自身魅力ある研究テーマとして発展を続けると同時に、あらゆる科学研究の理論的基礎となり、技術を支え、自然科学から社会科学に至る人間の文化全般と関わり続けています。数学科では代数、幾何、解析、応用数学の4分野を教育の柱とし、単に技術の修得にとどまらず、物事の根源的な構造を見抜き、分析を行う数理的思考力を持つ学生を育てることを教育の目標としています。学部学科・大学院専攻/専門分野の概要代数解析幾何応用数学講究A・B (セミナー)代数系選択科目解析系選択科目幾何系選択科目応用系選択科目応用数理学科設置科目数学特別演習 (セミナーの練習)代数学B代数学C1・C2幾何学B1・B2幾何学C測度論関数解析A微分方程式論A保険数学計算機概論物理数学確率統計概論数学基礎論代数学A代数学序論ベクトル空間と幾何集合と位相解析学入門多変数解析現代数学演習基礎の数学・数学A(線形代数)・数学B(微分積分学)学系1設置科目基幹理工学部 共通科目4年3年2年1年関数論A・BNEC、NTTデータ、國學院大學(國學院大學久我山中学高等学校)、JFEスチール、ソニー、大和証券、東京海上日動あんしん生命保険、パナソニック、日立ソリューションズ、富士通、みずほフィナンシャルグループ、ワークスアプリケーションズ など主な就職先あらゆる自然科学の基礎を学ぶ数学科/数学応用数理専攻基幹理工学部/数学科 大学院 基幹理工学研究科/数学応用数理専攻Undergraduate Program in Mathematics / Graduate Program in Pure and Applied Mathematics早稲田 理工 数学科24

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