理工学術院
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 エネルギー安全保障問題そして福島第一原子力発電所事故を踏まえて、原子力発電と新たなエネルギー利用と放射線利用としての加速器・放射線応用に従事する幅広い専門的な知識を有する人材の育成が、本専攻の目的です。本専攻の特色は、以下の2つです。幅広い分野の知識を習得できる教育プログラム:幅広い分野の教員による系統的な学習、時代に即した関連分野知識の修得、基礎知識を身につけるための教育プログラムを構成しています。倫理感のある即戦力として活躍できる人材育成:企業や研究機関と連携をとり、現場での実習を取り入れ、即戦力となる人材育成を目指します。加えて、徹底した研究倫理教育を行います。 世界が抱える問題が複雑化・高度化する中、豊かな教養と専門性を併せ持ち国際的視野からのリーダーシップを発揮できる人材が求められています。この要請に応えるべく、修士課程と博士課程を区分しない5年一貫制の本専攻を2014年に開設しました。物理、化学、生命科学、電気・電子に跨る横断的な教育に加えて、国内外でのインターンシップや共同研究実習、文理融合教育などを通して、産官学連携のもと、これからの博士人材に求められる、深い「専門力」、大局的に将来や社会課題を見渡せる広い視野「俯瞰力」、そして新しい領域や国際的な舞台へ果敢に挑戦する意欲や志「進取力」を養います。大学院専攻/専門分野の概要大学院専攻/専門分野の概要[]大学院 先進理工学研究科/共同原子力専攻Cooperative Major in Nuclear Energy[]大学院 先進理工学研究科/先進理工学専攻Graduate Program in Advanced Science and Engineering 本専攻ではエネルギーや環境保全、健康医療などの課題を解決する担い手として、科学技術に関わる卓越した専門能力と国際的な舞台でリーダーとして活躍できる実行力をあわせ持った理工系博士人材の養成を目指しています。修了後は60~70%が産業界に就職する見込みとなっており、分野は材料からデバイス、システムまで多岐にわたっています。進路の方向性 共同原子力専攻 先進理工学専攻グリーンエネルギーの創生大学教育と原子力産業の架け橋を目指して5年一貫制のカリキュラムでグローバルに活躍する博士人材を養成早稲田 理工 共同原子力専攻早稲田 理工 先進理工学専攻 本専攻では、原子力に関する教育研究を行い、新エネルギー創生を担う人材育成を行います。トップレベルの専門家の指導のもと、原子力学、加速器理工学を中心とした分野の教育、研究を行います。原子力が有する特性上、技術面のみならず、安全面、倫理面、リスク管理の指導にも力を入れ、技術的にも人間的にも高い能力を有する人材を育成します。進路の方向性修士課程修了者の進路46

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