理工学術院
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 世界最高水準の医薬品・医療機器を国民に提供し、その産業を日本の成長戦略として医療イノベーションを強力に推進する中で、革新的医療技術と人と社会との新たな関係を構築するための評価・予測・決断科学である「医療レギュラトリーサイエンス」の確立が重要課題となっています。2008年に東京女子医科大学と早大は医理工融合による研究教育施設(通称TWIns)を設立し、多くの研究成果をあげるとともに、本専攻では、自然科学と人文社会科学を融合した「医療レギュラトリーサイエンス」を学んだリーダーを養成しており、2013年3月には第一期生9名の博士(生命医科学)を輩出し、現在までに36名の博士号取得者がおります。 本共同専攻は、国内初の国立(東京農工大学)と私立(早稲田大学)との連携による共同大学院です。世界でグローバル化が急速に進展している今日、理系の大学院教育において養成される人材は、国際的に通用する研究開発力と多視点により学問領域を超えたリーダーとしての総合力を有することが求められています。本共同専攻においては、理学・工学・農学の領域融合型で先端的な教育により、産業界で高く評価される教育実現に向けて、多様な課題に対する解決・探究能力を発揮しうる人材の育成を主眼とし、豊かな教養と広い国際感覚および高い倫理観を有する人材を養成することを教育理念としています。大学院専攻/専門分野の概要大学院専攻/専門分野の概要[]大学院 先進理工学研究科/共同先端生命医科学専攻Cooperative Major in Advanced Biomedical Sciences[]大学院 先進理工学研究科/共同先進健康科学専攻Cooperative Major in Advanced Health Science 今まですべて社会人入学で、産官学の出身割合は、官(含、医薬品医療機器総合機構)12%、学(含、病院)23%、企業55%(含、ベンチャー企業9%)です。異なる視点経験を有する者が集い、アンケート調査では、博士学位取得後、医療レギュラトリーサイエンスの専門家として活躍し、仕事の展開、人脈形成、自己実現の3点で変化があります。進路の方向性 本共同専攻では、理学・工学・農学の領域融合型で先端的な大学院教育により、多様な課題に解決能力と探究能力発揮しうる人材の育成を主眼とし、豊かな教養と広い国際感覚および高い倫理観を有する人材を養成することを目指しています。医薬・食・環境・ヘルスケア関連の企業の研究部門はもとより、大学・研究機関への就職を推進します。進路の方向性 共同先端生命医科学専攻 共同先進健康科学専攻世界で活躍する医療レギュラトリーサイエンスのリーダーの養成国内初の国立大学と私立大学との連携による共同大学院早稲田 理工 共同先端生命医科学専攻早稲田 理工 共同先進健康科学専攻45

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