理工学術院
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 生命医科学科・専攻は、早稲田大学における生命科学の教育と研究の中核を担っています。生命医科学は、疾病や傷害の対策、少子高齢化や食の安全などさまざまな問題に対して、理工学の基礎と最新の医学知識を積み重ねながら最先端の予防・診断・治療技術を開発して、健康寿命の延伸と充実した生活を実現するための学問です。学部・大学院の6年一貫教育を基本として、アカデミア・企業・官公庁においても活躍する、グローバルリーダーの育成に取り組んでいます。学部4年間で、生命医科学の基礎知識を系統立てて学びかつ、複雑な生命現象を理解するための基礎的な実験手技を身につけます。修士課程では、多様な学問分野の真の融合を目指し開かれた研究施設で、新しい視点から独創的で実学的な研究に取り組みます。さらに、世界をけん引する研究者を目指す博士後期課程へと続きます。学部学科・大学院専攻/専門分野の概要私は医療分野に興味があり当学科を志望しました。当学科の最大の魅力は、あらゆる専門の学生がオープンラボで互いに刺激を受け学べることです。新たな視点に日々感動し、ますます生命医科学の奥深さに惹きつけられます。将来は先端医療に携わる新たな研究にチャレンジしたいです。学生からのメッセージ 本学科は2011年3月に初めて卒業生を出し、以降ほとんどの学生が大学院に進学しています。学科と同時にスタートした修士課程からは博士課程進学者、および製薬・医療機器系(臨床試験関連も含む)、化学・化粧品系、バイオ・食品系、IT・機械系など広い分野の企業や官公庁に進み活躍しています。進路の方向性修士課程修了者の進路学部卒業者の進路生命医科学科4年末松 良隆さん 生命医科学科/生命医科学専攻[]先進理工学部/生命医科学科 大学院 先進理工学研究科/生命医科学専攻Undergraduate and Graduate Programs in Life Science and Medical Bioscience病気のメカニズムを理解して予防・診断・治療方法の開発を担う42早稲田 理工 生命医科学科理工と生命医科学の融合で見える新たな未来へ

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