理工学術院
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 本学科・専攻を一貫する6年間の教育課程は日本初のUNESCO/UIAによる国際水準同等性の認定を受けています。同課程は以下の2分野で構成されます。建築芸術分野:建築史は各時代の建築と土地・生活・社会・技術の連関を学び、保存再生活用も手がけます。建築計画は実践的な設計演習を中心に、国内外で活躍する建築家や建築企画者を養成します。都市計画はフィールドワークを基礎に、都市デザインから市民参加のまちづくりまで実践的に研究します。建築工学分野:環境工学は、建築設備、建築環境、都市環境、防災工学の研究により、環境エネルギー問題への対応を目指します。建築構造は、構造解析、構造設計、装置開発により、安全な建築物を実現する理論や技術を研究します。建築生産は材料、構法、施工技術の開発や生産管理などの実務に直結する課題を研究します。学部学科・大学院専攻/専門分野の概要私は現在意匠系の研究室に所属し、歴史と空間の研究をしています。早稲田建築では、図面の引き方や建築論の他に、文化や絵画、哲学など幅広い思想を学ぶため、それが自身の製図や設計における柔軟な発想の萌芽につながっていると感じます。また強い建築観を持った学生たちと切磋琢磨しながら課題に取り組む環境も早稲田の魅力の一つだと思います。学生からのメッセージ 学部・大学院(修士)の6年一貫カリキュラムのもと、学部学生の約7割が大学院へ進学しています。修士課程修了者の進路は、建設、設計、不動産、広告、交通、公務員、証券など多彩です。博士課程への進学者も増加しています。進路の方向性修士課程修了者の進路学部卒業者の進路建築学科4年真木 友哉さん 建築学科/建築学専攻[]創造理工学部/建築学科 大学院 創造理工学研究科/建築学専攻Undergraduate and Graduate Programs in Architecture豊かな人間生活を支える芸術と技術の総合を学ぶ30早稲田 理工 建築学科早稲田建築で学ぶこと。柔軟で強い芯。

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