理工学術院
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大学院先進理工学研究科/共同先端生命医科学専攻検索医療イノベーション推進の基盤となるレギュラトリーサイエンスのリーダー育成進路の方向性Future健康長寿社会の健康・医療・福祉に関するライフイノベーション等にかかわるすべての領域におけるリーダーを養成:(1)研究や開発に関する推進や規制やガイドラインの企画・立案・実行に関わる行政官等を目指す人材 (2)研究機関や企業において新規技術を研究・開発の企画・立案・実行、リスク評価・管理を実施する人材 (3)大学での研究ニーズ・シーズを企業の研究開発に橋渡しする人材 (4)橋渡し研究・臨床研究・臨床治験の専門家を育成する人材、融合領域開発・研究の国際的リーダーなど (5)革新的医療技術の研究・開発と医療・社会を繋ぐインフラを整備し運営・経営する人材(行政、メディア、コンサルティング、サイエンスコミュニケーター、弁理士や知財担当者など)Cooperative Major in Advanced Biomedical Sciences早稲田理工学術院 共同先端生命医科学専攻http://www.jointbiomed.sci.waseda.ac.jp/効果安全・安心イノベーションレギュラトリーサイエンス産    官    学患者国民シーズ先進的科学技術による医療の実現デマンドニーズ共同先端生命医科学専攻共同専攻設置の目的/専攻の特色Outline医療にかかわる先端的科学技術は医学の進歩により、患者に多くの福音をもたらします。国も世界最高水準の医薬品・医療機器を国民に提供し、その産業を日本の成長牽引役にすることを目的として、医療イノベーションを強力に推進しています。一方、薬害事件に見られるように国民の安全、安心の問題も極めて重要です。したがって複雑化・多様化する21世紀における革新的医療技術と人・社会の新たな関係を構築するための評価・予測・決断科学としての“医療レギュラトリーサイエンス”の確立が喫緊の課題です。2008年に東京女子医科大学と早稲田大学は医理工融合による研究教育施設(通称TWIns)を設立し、再生医療、人工心臓など多くの成果をあげてきましたが、さらに本共同専攻では最先端医療の創造と国民への提供を具現化するために自然科学と人文社会科学を融合した新たなサイエンスである “医療レギュラトリーサイエンス” を学んだリーダーを育成します。学生からのメッセージMessage共同先端生命医科学専攻 博士2年 北 奈央子さん年齢も経歴も違う仲間と学ぶ新学問レギュラトリーサイエンス大学卒業後、医療機器メーカーで主に循環器系の医療機器に携わってきました。日本で医療機器がより適切に導入・使用されるために自分ができることを広げられればと思い、レギュラトリーサイエンスを学び、研究する決断をしました。今は同じ志を持つ仲間とともに、超一流の先生方に指導いただきながら、仕事と研究に励む毎日を楽しんでいます。44

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