政治経済学部
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11School of Political Science and Economics, Waseda University12自分の考えを明確に持ち、伝えられるようになりました自分の考えを明確に持ち、伝えられるようになりました猫本 凜 NEKOMOTO Rin経済学科4年千葉県私立市川高等学校出身国際交流 高校生の頃から、日本を出て自分の視野を広げたいという思いを強く持ち、大学入学直後から大学の留学セミナー等に積極的に参加し、必要な情報を集めました。 留学の一番の魅力は、学生生活の中で本当に刺激的で貴重な時間を過ごせることだと思います。それまで長期間の海外経験はなかったので、私にとっては慣れない言語で生活することからのスタートでしたが、世界中から集まる学生との寮生活やクラブ活動を通して、様々な価値観に触れることができました。特に寮の友人とは毎週末集まって長い時間を共に過ごし、真面目な話をしたり、思い切り遊んだりする中で、視野を広げることができたのと同時に、自分自身の価値観についても見つめ直す良い機会になりました。 留学前に比べ、自分の考えを明確に持ち、伝えられるようになったことが一番の変化だと感じています。現地では、授業中でも友人との会話中でも意見を求められることが非常に多く、自分の考えを持つことの大切さを実感しました。はじめは戸惑いましたが、どんな意見でも個性として受け入れてくれる環境はとても心地よく、自信につながりました。より受容性に富んだ、人間形成につながっていますより受容性に富んだ、人間形成につながっています季 学平 JI Xueping国際政治経済学科3年南京外国語学校出身 私は小さい頃から高齢化や都市部と農村部の格差などの経済問題に興味を持っており、大学で政治経済について勉強したいと思っていました。 特に印象に残っているのは「経済政策」という授業です。理論的な知識と実際に各国が実行している政策、制度を合わせて考えると、その妥当性を検討することが可能になります。この授業の履修を通して、経済問題に対して自分なりに政策の検討や立案ができるようになりました。いま社会に必要なのは、まさにこの能力を持つ人材だと思います。 政治経済学部には、政治や経済に関して専門性の高い先生方がいらっしゃって、自分にとって興味を持つ分野で十分な勉強が可能であることが一番の強みだと思います。 普段は日本人学生やほかの留学生と一緒に話し合いながら学ぶので、語学能力の向上につながります。それだけでなく、様々なアイデンティティを持つ人、違う教育背景にいた人と意見を交換することができるため、視野の拡大にも積極的な影響を与えていて、より受容性に富む人間になったと思います。InboundOutbound在学中にダブルディグリー協定先の大学に留学し、所定の要件を満たせば、卒業する際に早稲田大学の学位と留学先大学所定の学位の両方を取得できます。プログラムによって、対象の学部や期間が異なります。大学間・学部間の交換協定に基づき半期または1年間留学し、通常科目を履修するプログラムが一般的です。学費は原則として早稲田大学に支払い、留学先大学の学費は免除されます。協定大学が早大生のために設置したカリキュラムに参加します。最初から通常科目を履修できるプログラムと、語学学習を中心としてレベルに応じてテーマ別カリキュラムを履修するプログラムがあります。留学プログラムDouble Degree ProgramsDDExchange ProgramsEXCustomized Study Programs政治経済学部独自の留学プログラム交換留学プログラムCS政治経済学部では、早稲田大学全体の留学協定のほかに政治経済学部生のみを対象とした、政治・経済分野に重きを置いた留学プログラムを提供。学部独自の留学奨学金も用意し留学を奨励しています。●コーク大学(アイルランド) ●ミラノ大学(イタリア) ●アムステルダム自由大学(オランダ)●ティルブルグ大学(オランダ) ●国立政治大学(台湾) ●国立台湾大学(台湾)●ヴィクトリア大学ウェリントン校(ニュージーランド) ●トロムソ大学(ノルウェー) ●リールカトリック大学(フランス)●IESEG経営大学院(フランス) ●ブリュッセル自由大学(ベルギー) ●香港科技大学(香港) ●香港城市大学(香港)ダブルディグリープログラム●国立台湾大学(台湾) ●香港科技大学(香港)

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