人間科学部
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業種別進路比率人間環境科学科/進路実績文系入試で受験した私は、入学したての頃は歴史学を専攻しようと考えていました。しかし2年生で受講した「動物行動学」の講義をきっかけに、生物学を学びたいという気持ちが芽生え、自然科学の世界に足を踏み入れることを決意しました。現在は「極限環境生命科学研究室」ゼミに所属し、分子系統解析と遺伝子工学を用いて地球における「命の起源」を明らかにすることを試みています。現在の私は、過去には到底想像できなかったような新しい分野にチャレンジしているわけですが、これもすべて人間科学部の「学際性」のおかげです。分野横断的に学んだ経験が、心から楽しいと思える研究テーマに出会わせてくれました。人間科学部のカリキュラムを上手く活かせば、自分を大きく変えることができます。分野横断的な学びから研究者の道に早稲田大学大学院 人間科学研究科進学 (2018年4月時点)東京都 私立立正大学付属立正高等学校出身 一般入試(英語・国語・世界史)人間環境科学科 4年渋江 怜 さん主な就職実績(50音順)(株)JTB/(株)かんぽ生命保険/(株)コーセー(株)みずほフィナンシャルグループ/りそなグループ/三井住友海上火災保険(株)/(株)三菱UFJ銀行/三菱自動車工業(株)/全日本空輸(株)/東急不動産(株)/東京都職員Ⅰ類/東日本旅客鉄道(JR東日本)(株)/日産自動車(株)/日清医療食品(株)/日本通運(株)など先輩が語る過去と現在、そして未来!微生物も植物も動物も、形や住み処、食べるものまで様々なのに、その根源が同じであることに疑問を感じ、このテーマを研究したいと考えるようになりました。様々な学会に参加したことや自分の研究成果が海外の学術誌に掲載されたことで、研究の楽しさに気づきました。大学院での研究計画などに関する審査を経て、人間科学研究科独自の給付型奨学金を受給できるようになったことも、進学を後押ししてくれました。私の専門のアストロバイオロジーという分野では、温度や圧力、pH、放射線などに耐性を持つ極限環境微生物が、太陽系内の他の惑星や衛星に存在すると示唆され、地球外生命探査は現実味を帯び始めています。そのため、私は地球外生命探査に携わり、地球と宇宙を自由に行き来し、全宇宙的に幅広く活躍できるような人間になりたいと考えています。1・2年生の時は模擬国連早稲田研究会でディベートに取り組みました。2年生後半に生物学と出会い、通学中でも入浴中でも教科書や論文を読み、極限環境生命科学研究室に入り、専門知識の習得と実験に励みました。そのなかで実際に極限環境に行ってみたいと思うようになり、交換留学プログラムを利用してアラスカ大学に留学しました。留学先では教授に直談判し、低温耐性を持つ微生物の実験に参加しました。Q.2 大学院進学を決めた理由は?Q.3 将来なりたい自分はどんなイメージ?Q.1 学生時代に特に力をいれてきたことは?金融17.4%メーカー15.5%進学13.6%情報通信10.3%旅行・観光・運輸6.6%不動産、建設6.1%公務員5.6%商業5.6%教育3.8%専門サービス3.8%マスコミ3.3%エネルギー1.4%その他7%17

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