人間科学部
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人間科学部の教育課程俯瞰するチカラを養うカリキュラム真摯な人間性の追究のもとに、よりよい社会を実現できる高度な職業人や研究者の育成をめざした学びを提供します。学びの特色7つのポイント「人間とはなにか」を学生自身で探究する1教室の内外で体験的・実践的に学ぶ6人間科学部の学びは教室の中にとどまりません。教室の外へ出て調査を行うフィールドワーク型、社会的な課題についての問題発見・探究をめざすプロジェクト型など、多様なスタイルの授業により学生の知的好奇心と問題意識を喚起します。短期留学や、夏期集中講義などの機会も設けられています。複数の専門性を行き来しながら体系的に学ぶ2人間科学部では、高校までの「文系」「理系」の枠や、既存の学問領域を越えて、自身が関心のあるテーマを学ぶことができます。専門科目ではI群(実験調査研究法)、II-A群(基盤科目)、II-B群(発展科目)などの科目群が設定され、専門性を行き来しながら体系的に学ぶことができます。大学生としての基礎的知識スキルを身につける3現実の諸問題の解決のためには「自ら考える力」「自らのキャリアをデザインする力」が不可欠です。1年次の「スタディスキル」や「基礎ゼミ」では、これらのスキルを実践的に育みます。高校まで文系だった学生に対しては、初歩から理系科目を学ぶための科目も設置されています。リテラシー科目で技を磨く41・2年次には、社会のあらゆる場面で求められる共通能力としての「リテラシー」を集中的に学びます。「データリテラシー」では、グローバル社会で重要な「データを読む力」や、「統計的に分析する手法」を基礎から学びます。チューターから個別指導を受けながらライティングスキルを高める授業もあります。インタラクティブに学ぶ少人数の授業を活かす5人間科学部は、早稲田大学の中でも教員1人当たりの学生数が少なく、両者の距離が近いのが特徴です。「Tutorial English」では、3~4名の学生規模でネイティブスピーカーの教員から生の言葉を学びます。この他にも、少人数を基本とする多くの語学・演習・実験・実習系科目が設置されています。卒業研究をとおして「人間科学」を深める7人間科学部では、大学における探究の総仕上げとして「卒業研究」を必修としています。1人の教員につき平均8名という少人数環境のなかで卒業研究を書き上げることで、「人間とはなにか?」という問い、および現実の諸問題を解決する方法に対する自らの答えを発見し、学びの集大成とします。人間科学部での学びにおける根源の問いは、「人間とはなにか?」です。1年次に受講する「基礎ゼミ」、「人間科学概論」では、人間科学諸分野の先端研究にふれながら、探究に必要な視点や知識を多角的に学びます。学生自身が複数の学問を結び、それぞれの「人間科学」を創造することをめざします 。03Waseda University School of Human Sciences

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