文学部シラバス2021
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(毎週、提出する必要はありません。学期末までに提出すればOKです。)その他60%■1人で授業動画を見る孤独に耐える能力を評価します。または、孤独を友とする能力を評価します。備考・関連URL■どんな授業か、ちょっとのぞいてみようかなくらいの軽い気持ちで、ポチッと履修していただければと思います。■質問や意見があれば、メールに書いて送ってください。(必須ではなく、任意です。)質問を書いた場合には、次回の授業で回答があります。科目名人工知能とサイボーグ-先端テクノロジーを哲学する担当者名高橋透複合2単位春学期無フルOD1年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要昨今人工知能(AI)がおおきな話題となっています。この授業では、AIや先端テクノロジーを取り挙げつつ、サイボーグ学を講じます。サイボーグはもう、SFの世界の話ではありません。自分をサイボーグ化した研究者がいるし、サイボーグのパフォーマンスをしているアーティストもいる。それから、バイオ・アートという、バイオテクノロジーを用いた作品を作っているアーティストもいます。この講義では、映画とアニメを観ながら、人工知能や来たるべきサイボーグ世界について想いを巡らしてみたいと思います。映画やアニメはすでに、機械を通じて、世界をサイボーグ化することなのですから。扱う予定のテーマ以下の通りです:押井守攻殻機動隊+庵野秀明新世紀エヴァンゲリオン+宮崎駿となりのトトロ、吉浦康裕イヴの時間、マトリクス、脳科学と脳のサイボーグ化、チャップリンモダンタイムズ、エドゥアルド・カッツのバイオアート、メタファーとしてのナノテクノロジーなど。授業の到達目標先端テクノロジーの現況ならびにその意義を各自理解し判断することができるようになること成績評価方法試験0%レポート100%最終授業日に教場でレポートを作成してもらい、それを基準にして評価する平常点0%その他0%備考・関連URL本授業は全回オンデマンド授業として実施します。※曜日時限は無フルODとなり、教室は配当されません。科目名音から見ることばと文化楽しい音と音声の世界担当者名竹内京子複合2単位春学期金曜日4時限1年以上―合併科目4授業概要音とことば、そして文化とのつながりを様々な観点から探る。例えば、ことばで使われる音声も耳の聴こえもひとりひとり違うのに、なぜお互い理解できるのか。よく聞こえない時、人はどうする?日常的に共通した音を聞いていると集団になるのか?音声だけでなく、音が我々の生活の中でどのように存在し、我々をつなぐよう機能しているのか、それらを受講者と一緒に考えるきっかけになるような内容を目指す。授業の到達目標音や音声に関する様々な分野の存在を知り、理解を深める。成績評価方法試験40%第15回目の授業時間中に試験を実施し、理解度の確認を行う。レポート30%課題は初回の授業で説明する。第15回授業が提出期限である。平常点30%授業中の小テストなどその他0%備考・関連URLZoomによるリアルタイムのオンライン授業を行い、できるだけ対面授業と同じ活動を再現する予定である。http:francais.la.coocan.jpフランス語の部屋科目名現象学への導入担当者名長坂真澄複合2単位春学期水曜日2時限1年以上―合併科目4授業概要現象学とは何か、それはなぜ、いかにして、誕生したのか。本講義では、現象学が樹立されるにいたる背景となった近代の哲学史的文脈から出発し、哲学史における現象学の革新性を解説する。とりわけ、現象学を理解する上で欠くことのできない、デカルト、ライプニッツ、ヒューム、カント、フレーゲの関連する議論を概観しつつ、フッサールがこれらの哲学から何を学び、何を問題とし、自らの方法論を彫琢していったのかを考察する。(※本講義は、全回に渡り、リアルタイム配信型授業として実施する。ただし、講義内容は可能な限りすべて録画し、全回ともオンデマンドでも視聴できるようにする。双方向的な講義の実現のため、リアルタイム配信への参加が望ましいが、全回ともオンデマンドで視聴した場合でも、成績評価において不利となることはない。)授業の到達目標いかなる哲学的問題に導かれて現象学が要請されるにいたったのかを理解することにより、現象学を哲学史の中に位置づけつつ、その意義を理解することができるようになることを目指す。講義―65―

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