文学部シラバス2021
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成績評価方法試験0%試験は行わない。レポート70%レポート課題は、第2回から第15回目までの課題(教場で配布)の中から1つ選択すること。適切な文献を3冊以上参照し、理論的に説得力をもって書いてあること。参照文献リストは必ず添付すること。インターネットからの引用のみや切り張りは不可。4,000〜5000字。平常点20%グループワークにおける貢献度と通常授業への積極的な参加(質疑応答など)を評価する。その他10%リフレクションシートへのコメントの内容や授業へのフィードバックなどを評価する。備考・関連URL英文の文献を読みこなし、英語のビデオ・DVDやその他の映像メディアも大方理解できることが重要である。科目名国民国家と文化担当者名寺崎秀一郎複合2単位春学期火曜日1時限2年以上―合併科目2授業概要本講義は13回をオンデマンド,2回をドキュメンタリー等視聴のため教場で実施します。毎週火曜日開講とし,受講期間は1週間とします。教場実施については,詳細は改めてお知らせします。21世紀を生きる多くの人びとにとって国民国家は所与の存在であり、帰属すべきものとされている。しかし、長い人類の歴史を見れば国民国家がきわめて新しい枠組みであり、人類社会が築き上げてきた文化という枠組みと必ずしも一致しない、という事態も生じている。現在、世界各地で起きている民族紛争は、こうした矛盾に起因するとも考えられる。そこで、本講義においては、国民国家の中で文化がどのように変容し、あるいは、抵抗し、今の世界を形作ったのかを考える。そのため、本講義で取り扱う領域は、人類学はもとより、考古学、歴史学、場合によっては政治経済システムまで多岐にわたる。授業の到達目標本講義が、受講生のみなさんにとって、世界の在り方を問い、自らの未来を切り拓く契機となることことを期待したい。成績評価方法試験50%受講生の理解度を確認するための試験を最終回実施する。レポート0%特になし平常点50%出席状況。なお、受講生は受講後にWasedaMoodle上のフォーラム機能を利用して各講義後に課される課題を提出すること。この課題の提出をもって出席とする。その他0%特になし。科目名現代の国際法担当者名清水章雄複合2単位春学期無フルOD1年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要法の一分野である国際法の基本的事項について,できるだけ実際の事例を題材として講義を行う。なお,受講者がこれまでに法律科目をまったく履修していないことを前提とする。授業の到達目標国際関係において何が国際法の問題であるかを認識することができ,国際法という用語を誤って使うことがないようにすること。成績評価方法試験80%学期末の筆答試験により,授業内容の理解度を確認する。レポート0%なし。ただし,他の履修科目等との関係で授業を欠席する場合に提出を求められるものを除く。平常点20%出席状況および授業中に与えられた論題について書いた小論に基づく評価。その他0%なし。備考・関連URLhttp:legal.un.orgavllectureseries.htmlhttps:www.lcil.cam.ac.uklectures-events科目名感性の哲学担当者名島村幸忠複合2単位秋学期木曜日5時限1年以上―合併科目―授業概要本講義では日本的な感性について哲学的に考察していきます。講義では、みやび、幽玄、艶、あはれ、をかし、わび・さび、しほり・ほそみ・かるみ、いき・すい・つう、にほふなど、日本的な感性を示す言葉を主に取りあげる予定です。それぞれの言葉が、平安より近代にいたるまでのあいだで、歴史的にどのように使用されてきたのか、文献や絵画資料などを読解しつつ確認していきます。そうすることで、日本に特有の感性の多様性や重層性を明らかにしたいと思います。授業の到達目標(1)文献を正確に読解する力を身につける。(2)日本的な感性についての理解を深める。成績評価方法試験0%レポート50%講義内容の理解度を評価します。平常点50%出席状況、コメントシートによるコメントの内容を総合して評価します。その他0%講義―60―

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