文学部シラバス2021
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科目名考古学演習13(比較考古学)エジプト考古学と日本考古学担当者名近藤二郎考古コース2単位秋学期木曜日1時限3年以上―――授業概要本年度は、ナイル川下流域のエジプト考古学の基礎的事項を日本考古学の同様の事項と比較することで、両者の相違を対比させながら、問題点や課題、特徴に関して考えていく。考古学の分野では、それぞれの地域で独自に発達した考古学研究が存在するが、異なった地域との間で比較することで、それぞれの地域の特色や問題点が浮かび上がってくる。本演習では、発表課題としてあげられた中から自分の興味や希望に応じて項目を選択し、発表をおこなっていく。発表に際してはPPTとレジュメを作成することを最低限の必須条件とする。授業の到達目標エジプト考古学の特徴や問題点を日本考古学と比較することで理解させる。演習の発表の能力を高める。PPTを使用したプレゼンテーションを身につけさせる。成績評価方法試験0%実施しない。レポート50%実施する。平常点50%出席、発表項目のプレゼンテーション内容、受講態度等から判断し採点する。その他0%なし。科目名考古学演習14(卒論演習)担当者名近藤二郎他/城倉正祥/高橋龍三郎/田畑幸嗣/寺崎秀一郎/長崎潤一考古コース2単位秋学期金曜日2時限3年以上―――授業概要本演習は、考古学関係の専任教員全員で担当する。4年次で、考古学コースの卒業論文としてふさわしく、また本人が納得できるものを作成し、無事卒業できるようにするため、まず卒業論文というものの意義を考えさせ、また各自がそれまでに学んできたことを基礎に、可能な限り自主的・主体的に自分の卒論のテーマを固めさせるよう、指導、助言する。授業の到達目標最終的に卒業論文が完成するまでのプロセスを認識してもらうことを目指す。各自が課題設定から方法論の整備、資料の収集・分析を経て、合理的な解答にいたるまでに、多くの課題と困難さがあることを知ってもらい、最終的に学生個人個人がどのように対応すべきか考える機会を作りたい。成績評価方法試験0%なしレポート0%なし平常点100%出席と研究発表の内容によって評価する。その他0%なし備考・関連URL※専門演習(卒論)の授業は、おおよそ上記のような流れで進行しますが、コースや専門領域、登録学生数によって進め方が異なります。科目名中東・イスラーム研究演習1中東・イスラーム研究の道標(1)担当者名五十嵐大介イスコース2単位春学期月曜日4時限2年以上―――授業概要本演習は、文学部中東・イスラーム研究コースの2年時必修演習である。本コースに進級した学生諸君が、中東・イスラーム研究を体系的に深く学び、自ら研究していくために必要な手法を身につけることを目的とする。それを通じて、時代の波に翻弄されることなく、確かな視点から人間の本質にアプローチするために必要な学力を会得することを目的とする。春学期は、主に日本語で書かれた文献を用いた研究の仕方を学ぶ。学生自身による資料の捜索、文献の読解、グループワーク、個人発表を行うとともに、各自でレポートの準備・執筆を進め、学期末に提出する。授業の到達目標中東・イスラーム研究に関して、①必要な工具書を知り、②関連の研究文献の探し方を習得し、③自ら収集した文献を批判的に読み、まとめる力を養い、④口頭発表のやり方を体得し、⑤学問的作法に則ったレポートを書けるようになる。成績評価方法試験0%実施しません。レポート50%期末にレポートを提出してもらいます。平常点50%授業中の発表の内容やグループワーク、討論への参加度を評価します。その他0%特になし備考・関連URL演習を実りあるものにするには、学生諸君の積極的な参加が必要不可欠です。出された課題には必ず取り組んでくるようにしてください。また、授業内の課題だけでなく、平行して、発表や期末レポート作成の準備を進めていく必要があります。一夜漬けではできませんので、各自できちんとスケジュールを組み、じっくり取り組んでください。専門演習―510―

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