文学部シラバス2021
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レポート50%発表の内容をレポートにして提出する。平常点50%教場における発表その他0%なし科目名アジア史演習8(中国前近代史2)中国前近代社会史担当者名飯山知保ア史コース2単位秋学期木曜日2時限3年以上―――授業概要中国人はなぜ大家族なのか?宗族という親族集団の形成を中心として、11世紀以降の中国社会について、その変化や国家との関係について考察する。授業の到達目標①社会集団の生成と変化について、社会史的な視点から分析を加える能力を得ること②新たな史料群を構築し、考察する能力を涵養すること③国際的な学術研究の潮流を理解する能力を得ること成績評価方法試験0%なしレポート40%期末に提出平常点60%出席と授業参加その他0%なし科目名アジア史演習9(アジア地域史)東アジア交流史担当者名植田喜兵成智ア史コース2単位春学期木曜日3時限2年以上―――授業概要本演習は、朝鮮半島と中国大陸の関係を主として、古代東アジア地域における交流の歴史をとりあつかう。東アジアという地域的枠組みは、日本のみならず、朝鮮や中国の歴史、社会、文化を理解する上で重要な鍵概念である。そうした地域において朝鮮半島と中国大陸は具体的にいかなる交流を結び、どのような関係であったのかについて人の移動を中心にして考えていきたい。本演習では、前半は解説を中心に行い、後半は受講者による発表を中心に進める。そこで第一に、各時代の概要を知るための解説を行い、受講者自らが関心のあるテーマを選択してもらう。第二に、アジア史に関する文献など資料の探し方や、史料の読み方など、調査方法を学んでもらう。第三に、自らが選んだテーマについて発表をしてもらい、そのうえで演習での質疑応答や討論における意見をふまえて最終的にはレポートを作成してもらう。授業の到達目標・東アジアにおける交流史についての正確な知識を得る・文献の探し方や、史料の読み方を学ぶことで、アジア史の研究手法を理解する・口頭発表やレポートの作成を通じて、歴史学の基礎的な研究発表方法を会得する成績評価方法試験0%行わない。レポート50%教場での発表テーマについて、討論や意見をふまえて改善した内容をレポートとして提出してもらい、その内容から評価する。平常点50%演習内での発表内容、討論での発言などを総合的に評価する。その他0%特になし。科目名西洋史演習1A(西洋中世史)中世ヨーロッパの都市の成立と発展担当者名甚野尚志西史コース2単位春学期火曜日1時限2年以上―――授業概要この演習では西ヨーロッパの中世都市の成立と発展の特徴を学び、および中世都市で開化した宗教運動や文化について考察する。地域的にはアルプス以北のフランドル・ライン川流域と、アルプス以南の北イタリアの都市を比較しながら、政治体制、商業や手工業、住民の生活、民衆の宗教運動、大学と知識人などの様々な側面からヨーロッパ中世都市の特徴を考える。具体的な進め方としては、テキスト(河原温中世ヨーロッパの都市世界、亀長洋子イタリアの中世都市)をまず講読し、参加者に担当部分についての報告を行ってもらう。その後、時間の許す限りで、中世都市に関する英語文献も講読したい。授業の到達目標ヨーロッパ中世都市についての知識を獲得し、ヨーロッパ文明の根幹にある都市の文化について理解する。成績評価方法試験0%なしレポート50%ヨーロッパの中世都市にかかわるテーマを各自が選び、レポートを作成する。平常点50%参加者の報告を評価する。その他0%なし専門演習―500―

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