文学部シラバス2021
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科目名ドイツ語ドイツ文学演習8(ドイツ事情)ドイツ語圏の建築文化担当者名藤井明彦独文コース2単位春学期金曜日4時限2年以上―――授業概要文化事象としての建築物に焦点をしぼって、ドイツ語圏の国々や諸都市に関する理解を深めていきます。9世紀に建てられたアーヘン大聖堂から21世紀ベルリンのユダヤ博物館にいたるまで、ドイツ語圏には数多くの興味深い建築物があります。100点程度を選んだリストを作成しますので、そこから好きな建物を選んで、それについて発表して下さい。毎回の発表は3件程度。1人が何件担当するかは履修者数にもよりますが、2〜3件だと思います。発表者には自分で考えたその建物のキャッチコピー(キャッチフレーズ)も披露してもらうことになります。建築物は勉強すればするほど、多くを語り多くを明かしてくれます。建築を読み解くための基本的な知識は、最初の数回の授業で勉強します。演習番号は8と遅くなっていますが,ドイツ語の文献を使用しない入門的な演習ですので,特に2年次(進級1年目)の履修に適していると思います。授業の到達目標文化事象としての建築物を手がかりにして、ドイツ語圏の歴史と地誌に関する理解を深める。成績評価方法試験0%行いませんレポート0%不要平常点100%発表内容、授業参加度を顧慮します。その他0%特になし備考・関連URL授業は基本的に対面で行います。なお,対面授業が困難になった場合は,資料の著作権の関係で,ウィーンの建築を中心にした内容にシフトします。科目名ドイツ語ドイツ文学演習9(プロジェクト系)現代ドイツの社会問題を考える担当者名山本浩司独文コース2単位春学期火曜日5時限2年以上―――授業概要現代ドイツの社会問題を内外の新聞雑誌を読みながら考えます。最初に皆さんの関心のありかを調査して、それにふさわしいテーマ――例えば教育や若者文化、移民、政治、経済、環境、はたまたファッション、スポーツや演劇、文学、美術、建築、日本観など――を毎回二つずつ選び、担当者に記事の要約をしてもらいます。同じトピックスに対する見方も新聞雑誌社によって違うことが多いので、各トピックにつき、できる限り複数の記事を取り上げます。ジャーナリスティックなドイツ語文の読解にも力点を置きますが、語学の授業ではないので、逐語訳ではなく大意を掴む練習をします。レジュメを踏まえてディスカッションをして、問題に対する意識を深めていきます授業の到達目標現代ドイツの社会問題を新聞記事を乱読することによって理解し、それに対する自分なりの立場を教室でのディスカッションを通じて明確にしていく。成績評価方法試験0%なし。レポート50%レポート2000字。平常点50%出席とレフェラート。その他0%なし。備考・関連URLこの授業は原則として対面で実施しますが、場合によっては一部オンライン形式を用いる可能性があります。科目名ドイツ語ドイツ文学演習10(ドイツの思想)ニーチェそしてベンヤミンを読む担当者名高橋透独文コース2単位秋学期金曜日3時限2年以上――4授業概要ベンヤミン複製技術時代の芸術作品、ニーチェ善悪の彼岸(希望によって)そしてハイデガー(希望によって)などをドイツ語原文で読みます。テキストは教場で配布します。なお、実施方法は原則として対面です。授業の到達目標思想的ドイツ語を読むことができるようにする。成績評価方法試験0%なしレポート50%授業で読んだ作品ならびに関連作品の解釈平常点50%授業で和訳を担当することその他0%なし専門演習―476―

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