文学部シラバス2021
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ディアについても生産的な意見をいうことのできるスキルを身に着けてほしいと思います。成績評価方法試験0%レポート50%多くの参加者には学期末にレポートを提出してもらうことになるでしょう。(発表を担当した人にはレポートは課しません。)平常点50%講読の回での訳読、発表の回での発表の担当、および授業への参加のあり方(発表へのコメントなど)で評価します。(発表を担当した人の場合、レポートを課さないので、平常点が100%ということになります。)その他0%備考・関連URLフランス語で書かれた論文について発表をするという経験はほとんどの人がないでしょうから、なかなか大変かもしれません。それほど長い論文や難しい論文は選ばないように配慮しますが、それでも10数ページのフランス語論文をまとめるというのは一苦労でしょうから、発表の準備はできる限り手伝います。美術史や表象文化論に関する特別の知識は要求しませんので、フランス語での長文読解の練習と思って参加してください。科目名フランス語フランス文学演習12(フランス文学4)ThéâtreetsociétéauxXVIIeetXVIIIesiècles担当者名O.デュスッド仏文コース2単位秋学期火曜日5時限3年以上―――授業概要Molière,LesFourberiesdeScapin,1671CʼestunedescomédieslesplusconnuesetlesplusamusantesdeMolière.LevaletScapinaidelejeunefilsdesonmaîtreàépouserlafemmequʼilaime,malgrélʼoppositiondupère.授業の到達目標LectureetanalysedetexteslittérairesfrançaisRéflexionsurlesrapportsentretexteetmiseenscèneauthéâtre.ExpressionécriteetoralePrononciation成績評価方法Présence20%Productionécrite:40%Activitéencours:40%備考・関連URLLesFourberiesdeScapin-BibliothèqueNUMERIQUETV5MONDE科目名フランス語フランス文学演習13(フランス文学6)フランス象徴詩を読む担当者名川瀬武夫仏文コース2単位秋学期金曜日3時限3年以上―――授業概要ボードレールから、ランボー、ヴェルレーヌを経て、マラルメに至るフランス象徴詩の系譜をたどりながら、それぞれの詩人の特色をよく表す代表作を原語で味読する。授業の到達目標一般に難解とされる象徴詩だが、フランス語定型韻文詩の韻律法の規則を理解したうえで、丹念に辞書をひいて授業にのぞめば、その繊細で優美な響きとイメージの美しさが充分に理解できるようになることを目標とする。成績評価方法試験60%授業最終日に教場試験をおこなう(仏和辞書持ち込み可)。レポート0%―平常点40%試験結果に出席状況や授業への積極的な参加態度についての評価を加味する。その他0%―備考・関連URL春学期のフランス詩の講義をあわせて受講しておけば、19世紀におけるフランス詩の流れとその意義をいっそう深く把握することができます。科目名フランス語フランス文学演習14(フランス語学2)フランス語で書かれた言語(哲)学文献を読む(その2)担当者名酒井智宏仏文コース2単位秋学期火曜日3時限3年以上―――授業概要フランス語で書かれた言語(哲)学の文献のうち、文学や思想の研究にも役立ちそうな文献を選んで講読します。分野としては意味論(言語表現の意味を扱う分野)と語用論(言語表現が文脈中で伝える意味を扱う分野)が中心になります。いずれにおいても(語ではなく)文の意味を主たる対象とし、字義どおりの意味(significationlittérale)と言外の意味(significationim-plicite)の関係、およびともに言外の意味に属する含意(implication)と前提(présupposé)の性質の違いを考察します。初回の授業で意味論と語用論の基本概念を解説し、二回目からはグループ発表および討論を中心に進めます。専門演習―472―

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