6．第2回の授業では、全員が提出した考察をもとに、作品やその背景、作品から見える文化・社会的問題について討論します。討論は原則として中国語で行います。授業の到達目標中国語の基本的な読解、翻訳能力、および発表、討論の能力を身につける。成績評価方法平常点とレポートで評価する。備考・関連ＵＲＬ本科目は対面授業を基本とし、状況を見てzoomによるリアルタイム配信授業を併用します。詳細は授業開始前に改めて連絡します。テクストの精読・翻訳を通じて、良質な中国語の感覚を養っていただきたいと思います。活発な議論を期待します。関連URL:教場で指示します。科目名中国語中国文学演習13（中国語音韻論）中古音（MiddleChinese）入門担当者名千葉謙悟中文コース２単位春クォーター水１時限水２時限４年以上―――授業概要・この授業では隋代の中国語について概観します。・履修者はまず言語学（linguistics）およびその下位分野である音声学（phonetics）・音韻論（phonology）の基礎的な概念・用語について学習します。次いでそれらを用いて中国語普通話の音声的・音韻論的特徴について学びます。最後に現代中国語の（見かけ上の）祖先である隋代の音韻体系（＝中古音middleChinese）について概観します。授業の過程では漢語音韻学と呼ばれる伝統的な中国語学の概念や用語についても学習します。授業の到達目標・中古音の基本的な枠組みを理解し、資料から中古音を自力で推定できる成績評価方法試験0％レポート60％・中間レポート：30％・期末レポート：30％平常点10％・出席：10％その他30％・授業後の質問数およびその質：30％備考・関連ＵＲＬ・言語学に関連する他学部・他専攻科目を積極的に受講し、言語を学術的に扱うための基礎知識と方法論の学習に努めて下さい。科目名中国語中国文学演習14（中国語教育法）第二言語習得と中国語担当者名中司梢中文コース２単位秋クォーター水５時限水６時限４年以上―――授業概要第二言語習得および関連研究についての文献を読み、言語習得のメカニズムを理解する。その上で、第二言語としての中国語の習得について考察する。授業は発表形式で行います。授業の到達目標第二言語習得についての理論と関連研究を理解する成績評価方法試験0％レポート30％平常点70％発表内容および授業中の討論に取り組む態度その他0％科目名英文学演習1A（小説入門）TheCatcherintheRyeを読む担当者名堀内正規英文コース２単位春学期月曜日１時限２年以上―――授業概要2年生の演習1は専門コースの導入に当たる科目ですが、小説入門のこのクラスでは、J.D.SalingerのTheCatcherintheRye(1951)を半期を通して読みます。子どもでも大人でもないHoldenの一人称で語られるクリスマスの顛末、ニューヨークでの放浪の物語には、人生についてさまざまなことを考えさせます。アメリカ文学らしい小説でもありますが、それ以上に、ある普遍的な次元をいつも読者に開く、すぐれた小説です。主人公は年若い少年ですが、これを書いたSalingerは第二次世界大戦で苦しい体験をしていました。そこには、言葉の表面だけでは現れない視点や見識が潜んでいます。単なる青春の書としてではなく、大人の精神を持ったひとが全力で真剣に書いた小説として、深いところまで読みこんでいきましょう。みなさんには、英語で一冊の小説を読み通して、英語の本を読むたのしさをいっぱいに感じてもらいたいと願っています。生専門演習―457―
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