文学部シラバス2021
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科目名教育学演習1(卒論)担当者名村田晶子他/阿比留久美/細金恒男教育コース2単位春学期火曜日5時限2年以上―――授業概要この演習1は、教育学コースに進級したばかりの2年生が必修として最初に学ぶ科目であり、2年半余り後に提出する卒業論文について意識しつつ、教育学の学び方と研究方法について演習形式で習得していくことを目的とする。授業の到達目標(1)教育学を学んでいくにあたって最低限必要となる知識と研究方法を習得する。(2)教育学コースにおける学びの成果を卒業論文としてまとめる意義について理解し、教育と教育研究への具体的な問題意識を育てる。(3)とくに、現実に展開されている、学校における教育実践、さらには地域社会で子ども・若者の育ちを支えている援助者による実践に幅広くふれ、理解する。成績評価方法試験0%なしレポート50%中間で課すレポートと最終レポートを合わせて判断する平常点50%出席状況を基礎に、主体性および協働性についても評価するその他0%なし備考・関連URL4月開始時にスケジュールを調整科目名教育学演習14(卒論)卒業論文のテーマ探究・設定担当者名村田晶子他/梅本洋/沖清豪/細金恒男教育コース2単位秋学期無その他3年以上―――授業概要本演習は、各自が卒論の研究テーマを明確に設定することを目標にしている。各自が関心や興味をもっている研究領域に即して、しかるべき担当教員のもとにわかれ、グループ単位であるいは個人単位で指導を受ける。授業の到達目標本演習の到達目標は、各自が取り組みたいと思っている問題に関する主要な学説とその位置づけを把握して問題意識を研ぎ澄まし、卒論執筆の具体的展望を確立することである。成績評価方法試験0%なしレポート0%担当教員によって授業中にレポート等を課す場合がある。平常点100%授業における発表や出席状況等を総合的に勘案して成績評価を行う。その他0%1月末に開催される教育学研究発表大会への参加を授業の出席4回分にカウントする。備考・関連URLWasedaMoodleのお知らせ機能を用いて、重要事項に関する連絡を行うので、特に学期始めなどは充分に注意されたい。なお卒業論文の仮指導については担当教員に確認すること。科目名教育学演習(教育学の展望1)担当者名沖清豪他/梅本洋教育コース2単位秋学期火曜日5時限2年以上―――授業概要この演習は、前半は梅本が担当し、後半は沖が担当します。【梅本担当分】教育をどうとらえるかは、人によってさまざまです。そして、それぞれの教育観は必ずそれぞれの人間観と結びついています。古来、多くの論者によっていろいろな教育観が提示され、多様な教育が行われてきました。とはいえ、それらの教育観や人間観はつきつめてゆくと比較的少数の型に類別されます。そこで、基本となる教育観の型にはどんなものがあり、それらはいかなる人間観を前提としているのかということを中心テーマとして授業を進めていくことにします。関連事項として、教育学の歴史などにも触れる予定です。演習の授業ですから、グループ討議やグループ発表も盛り込みます。【沖担当分】教育行政学ないし教育社会学の観点から学校制度に関する論点をいくつか設定し、擬似的なディベートを行います。1チーム4ないし5名を毎回2チーム編成し、それぞれの立場から主張し、出席者の投票で勝敗を決定します。実施方法は第1回の授業で説明するとともに、アンケートによって担当テーマを決定します。なお履修者の関心等を踏まえて、ディベートのテーマは変更する場合があります。授業の到達目標(1)基本的な教育観に関する理解を深める。(2)現代の学校制度に関する時事的な論点にアプローチするための基礎的な知識を深め、論理的な説明とは何かについて理解する。成績評価方法試験0%試験は実施しない。レポート50%(前半部と後半部それぞれに対してレポートの提出を求めます)梅本担当部分のレポートレポートの課題に正面から取り組んでいるか。(32.5%相当)沖担当部分のレポート授業で扱われた論点について、文献などを適切に用いて自分なりの観点から論じられているか。(17.5%相当)専門演習―434―

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