文学部シラバス2021
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分の意見を表明する機会をできるだけ多く設ける予定である。受講者の積極的な参加を期待する。この演習は、卒業論文の作成に必要な基礎的知識や研究法に関する基礎的スキルを身につけることを目的とするものである。授業の到達目標受講者は個別テーマに沿った研究を実施する。そして、言語心理学に関する理論・研究法を身につけるとともに、論理的思考・推論能力の養成を目指す。成績評価方法成績は、出席、発表、討論、レポートから総合的に評価する。備考・関連URLこの演習では、受講者に研究の実施を求めるとともに、英語の学術論文・専門書等にも親しんでもらうことになる。そのため授業時間以外にも個人やグループによる作業を求める場合がある。受講者には、授業やグループによる作業への積極的な参加を期待する。また、授業で使用する教材等は、適宜、以下のURLに掲載する。http:www.f.waseda.jphino科目名心理学演習19G(卒論)健康心理学担当者名福川康之心理コース2単位春学期月曜日2時限4年以上―――授業概要健康心理学・進化心理学・老年心理学を基盤とした著書や論文を講読し批判的に検討する.受講者はこの作業を通じて,ストレス進化と適応加齢などのキーワードに該当する研究テーマを設定し,関連文献の探索,ならびに調査・実験等の研究計画の作成を行う.各々がテーマに沿った発表を複数回行い,その内容に関して共同討議する.授業の到達目標演習を通じて,論理的に物事を考え,科学論文としての体裁が整ったレポートを書けるようになる.成績評価方法試験0%行わないレポート40%課題に即した内容と記述形式が備わっていること平常点60%出席および授業で展開される議論への貢献度その他0%特になし科目名心理学演習19I(卒論)犯罪者・非行少年に対するアセスメント担当者名藤野京子心理コース2単位春学期木曜日2時限4年以上―――授業概要少年審判の概要を理解した後、世間で耳目を集めた事件を心理学的見地から検討する。その後、精神疾患のうち非行・犯罪事例でしばしばみられる症状についてDSM-5の基準を用いながら理解を深める。加えて、攻撃性のアセスメントに用いるP-Fスタディや認知評価システムDN-CASを用いてアセスメントできるように訓練する。授業の到達目標1.少年審判と成人の裁判の違いを理解する2.犯罪者を心理学的に分析するイメージをつかむ3.非行や犯罪事例でしばしば診断される精神疾患について理解する4.P-Fスタディ及びDN-CASを施行・解釈できるようにする成績評価方法発表内容、質疑応答内容、随時出される課題のレポートを総合的に評価する備考・関連URL受講生の発表を主として授業は進行する科目名心理学演習20A(卒論)担当者名神前裕心理コース2単位秋学期金曜日4時限4年以上―――授業概要春学期に引き続き、実験動物またはヒトを対象とした学習・認知・行動に関する研究を実施するための方法を学びます。研究テーマの設定、先行研究の系統的な文献調査、研究計画の作成、実験の遂行、実験結果の解析、論文作成など、研究の進行に合わせて段階的に学んで行きます。また、先行研究に関する発表や実験計画・実験結果についての発表を随時行うことにより、効果的にプレゼンテーションを行う技術も身につけます。秋学期ではとくに、実験の遂行および具体的な実験結果の解析、論文の執筆、効果的な発表の技術について学んでいきます。授業の到達目標自分の研究テーマを設定し、それに向かって段階的に研究を進める方法を習得する。具体的には、文献の系統的な調査、実験計画の立案、実験動物の管理および取り扱い、実験装置・プログラムの運用、実験の遂行、統計解析、論文執筆等ができるようになることを目指す。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%研究プロジェクトの準備・遂行・報告、また演習時間中の発表・質疑への参加にもとづき評価しますその他0%専門演習―421―

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