文学部シラバス2021
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科目名心理学演習17(心理的アセスメント2)投映法を学ぶ担当者名藤野京子心理コース2単位秋学期木曜日1時限3年以上―――授業概要心理臨床においてアセスメントは大切であるが、その際、質問紙法で得られる情報のみならず、各種投映法で得られる情報は重要であり、特に後者はクライエントを力動的に理解する上で要となるものである。本演習では、代表的な投映法のいくつかを取り上げ、その実施方法や解釈について学ぶこととする。授業の到達目標投映法がどのようなものであるかのイメージをもち、投映法の実施・解釈の習得・訓練方法についての理解を深めること成績評価方法授業中に出される課題及び授業中の発言内容を勘案して評価を行います。科目名心理学演習10(知覚心理学実験)担当者名田中雅史心理コース2単位春学期火曜日3時限3年以上―――授業概要本演習では、受講者自身が音響知覚を中心にした研究をデザインし、反応時間・リズム知覚・好みなどを計測する実験を被験者や実験者として体験することを通して、知覚心理学の研究を行うための基本手続きや実験法、データ分析、統計的解析、レポート執筆法などを学びます。授業の到達目標1.自ら知覚心理学実験を行う経験を積み、科学的実験法に習熟する2.研究成果を解析してレポートにまとめることで卒論執筆のスキルを身につける成績評価方法平常点:60%レポート:40%備考・関連URL本授業は、基本的に対面授業で行う予定です。科目名心理学演習19A(卒論)担当者名神前裕心理コース2単位春学期金曜日4時限4年以上―――授業概要実験動物またはヒトを対象とした学習・認知・行動に関する研究を実施するための方法を、実践を通じて学びます。年間を通じて、研究テーマの設定、先行研究の系統的な文献調査、研究計画の作成、実験の遂行、実験結果の解析、論文作成など、研究の進行に合わせて段階的に学んで行きます。また、先行研究に関する発表や実験計画・実験結果についての発表を随時行うことにより、効果的にプレゼンテーションを行う技術についても学びます。春学期ではとくに研究の準備段階として、各自が研究テーマの設定とそれに関する先行研究の系統的な精読を行い、具体的な研究計画を定めて行きます。同時に実験動物の管理や取り扱い、実験装置の取り扱い、プログラミング技術等、実験の遂行に必要な技術を学びます。授業の到達目標自分の研究テーマを設定し、それに向かって段階的に研究を進める方法を習得する。具体的には、文献の系統的な調査、実験計画の立案、実験動物の管理および取り扱い、実験装置・プログラムの運用、実験の遂行、統計解析、論文執筆等ができるようになることを目指す。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%研究プロジェクトの準備・遂行・報告、また演習時間中の発表・質疑への参加にもとづき評価します。その他0%科目名心理学演習19B(卒論)認知臨床心理学担当者名越川房子心理コース2単位春学期金曜日2時限4年以上―――授業概要誰もが日常的に体験する心の状態として抑うつと不安がある。2021年度春学期は抑うつをとりあげ、認知行動的アプローチでは抑うつをどのように捉え、介入するのかについて、最近の実証的研究および実習を通して学ぶ。ロールプレイを通しての実習を含む。授業の到達目標抑うつについての認知行動的アプローチの基本理論と主要技法を理解する。成績評価方法試験0%実施しないレポート40%テーマの設定、方法選択の適切性、結果の分析方法の適切性、考察の妥当性などを総合的に評価する平常点60%出席と討論への参加度を同じ割合で評価するその他0%特になし専門演習―419―

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