は有益でしょう。授業では、サンスクリット語の基礎的な文法事項を学びながら、実際にサンスクリット語の短文を読んでいきます。文字と発音から始めて、サンスクリット語がどのような文法に則った言語であるのか一通り理解できるようになることを目指します。また、古代インドの宗教・思想文献、あるいは、文学作品からの短い抜粋文をじっくりと読み、学習した文法についての理解をさらに深めることを目標とします。文法・抜粋文読解ともに丁寧に解説しながら授業を進めていきますので、語学の学習が苦手な方でも是非挑戦してみて下さい。授業の到達目標・インド文化におけるサンスクリットの位置付けを理解する。・サンスクリットの発音に慣れ、また、初等文法知識を習得する。・辞書を使って短文を解読できる。・デーヴァナーガリー文字に親しむ。成績評価方法試験35％前半（第7回目予定）に一度簡単な小テストを行います。レポート45％講読したテキスト等の逐語訳等を、最終回(第15回)に提出してもらいます。平常点20％授業中に発音や名詞の曲用の練習、あるいは、文法の練習問題をしますので、これらへの取り組みも評価に加えます。その他0％なし。備考・関連ＵＲＬまったくの初心者を対象に、言語への興味と思想への興味の両方を想定して授業を行います。サンスクリット語への関心がある人、また語学そのものが好きな人、インド文化全般に興味のある人も大歓迎です。なお、初級サンスクリット語1と初級サンスクリット語2は独立の授業ですが、内容は関係していますので、なるべく続けて受講してください。授業はリアルタイム配信で行います。科目名初級サンスクリット語2はじめて読むサンスクリット語の文章担当者名飛田康裕共通２単位秋学期月曜日５時限１年以上オープン科目合併科目―授業概要初歩文法を復習しながら（初歩文法を学びながら）インドの古典語であるサンスクリット語の文章を読みます。この授業では、初歩文法の知識を復習しながら、一連のサンスクリット語の文章を講読します。古典語の場合には、文法を一通り学んだ後には、実際の文章を読んで、実践の中で文法の知識を深めていくことが実用的です。よって、文法の知識に不安のある場合でも、是非、挑戦してみてください。授業の終わりには、文法についての理解が深まったことをきっと実感できると思います。また、この授業では、主に、思想や宗教の文献を講読する予定です。思想や宗教の文献は、一見、難しそうに思われるかもしれませんが、文法事項は比較的易しく取り組みやすいものです。なお、初級サンスクリット語2においては、初級サンスクリット語1では余り詳しく扱わない動詞についての文法事項を丁寧に説明する予定です。また、思想や宗教の文献に頻出する特有の表現についても、折に触れて、重点的に説明します。授業の到達目標初歩文法を復習しながら（初歩文法を学びながら）インドの古典語であるサンスクリット語の文章を読む。成績評価方法試験0％なし。レポート80％授業中に行う練習問題や授業中に扱うテキストの一部分を逐語訳して、最終回(第15回)にレポートとして提出してもらいます。平常点20％授業中に発音の練習、あるいは、名詞の曲用や動詞の活用の練習をしますので、これらへの取り組みも評価に加えます。その他0％なし。備考・関連ＵＲＬ初級サンスクリット語1と初級サンスクリット語2は独立の授業ですが、内容は連続していますので、なるべく続けて受講してください。なお、この授業は、サンスクリット語の初歩文法を一通り学習した人を対象としていますが、文法事項の復習をしながら進みますので、サンスクリット語が全く初めての人でも受講可能です。ただ、全く初めての人は多少の努力が必要であることを心にとめておいてください。授業はリアルタイム配信で行います。科目名サンスクリット語基礎講読1担当者名伊藤瑞康他／山部能宜共通２単位春学期月曜日３時限２年以上オープン科目1―授業概要サンスクリット原典を文法的に解析読解しつつ、インド仏教やインド哲学における重要な教理・思想を学ぶことを目的とする。単なる知識の収集ではなく、テキストの内容を正確に理解するための文献学的方法論を学び、思想を学問的に考究する講義を目指す。今期のトピックとしては、空の思想について考察する。具体的には、大乗仏典である中論をテキストとして講読する。また、梵語原典の解読の一助として、漢訳文献を中心に中論諸注釈の参照と比較考察も行う。さらには必要に応じて研究論文も読解参照する。すなわち、たんに知識を得るための講義ではなく、古典語を習得し、原典を正確に読解して、その思想を解釈する、という文献学的方法論を学び、その実践にふれるという学問的な経験が得られることを目標とするものである。講読となってはいるが、初めの数回の講義で基礎的な文法事項の概説を行い、その後も基本的な文法を解説しながらテキストを読み進めていく。また、サンスクリット語文法事項の復習もカリキュラムに含めており、必要に応じて基本文法の復習を講義―30―
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