文学部シラバス2021
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https:itunes.apple.comjpappkuzushi-zi-xue-xi-zhi-yuanapurikulaid1076911000?len&mt8くずし字学習支援アプリKuLAAndroid版https:play.google.comstoreappsdetails?idyuta.hashimoto.kula②実習期間のやむをえない欠席、自然災害や列車遅延については若干配慮します。③授業の感想などを書いてもらいますが、質疑はSLACKにおいて返答します。【その他】新日本古典籍データベースhttps:kotenseki.nijl.ac.jp*授業中に適宜紹介する。科目名日本語日本文学特論3能の作者と作品担当者名山中玲子日文コース2単位春学期水曜日2時限2年以上―合併科目―授業概要室町時代に観阿弥・世阿弥父子によって大成された能は、600年以上の歴史を持つ日本最古の演劇であり、かつ、今もなお人々に感動を与えているユネスコ無形文化遺産の一つです。本授業では、この能について、多方面から学びます。現代の能に関する基本情報や簡単な歴史を確認した後、時代や作者別に実際の能作品を丁寧に読み、その劇構造やレトリックを検討していきます。同時に、舞台映像などを用いて、能独特の表現形式や演出上の特徴についても学びます。演じるそばから消えていく宿命の舞台芸術である能が、600年以上脈々と芸を伝承してきたそのシステムについても考えていきたいと思います。授業の到達目標能の構造や演出上の特徴を理解し、能とはどのようなものかを自分の言葉で語れるようになる。成績評価方法試験50%第15回目の授業時間中に試験を実施し、理解度の確認をおこないます。試験の解説も同時間内におこないます。レポート50%レポートの課題は第10回の授業までに提示します。与えられた課題について、授業内容を踏まえ、自分のことばで書いているかどうかを評価します。平常点0%その他0%備考・関連URL●能ドットコム(http:www.the-noh.comjp):一般向けのサイト。インタビュー等を含め、情報量が多い。●鎌倉能舞台(YouTube動画)舞台・装束・能面等について詳しく説明。https:www.youtube.comwatch?vMcFxjLFc76Iほか科目名日本語日本文学特論4漢詩文と幕末明治担当者名友田昌宏日文コース2単位秋学期金曜日4時限2年以上―合併科目―授業概要近世・近代に生きる知識人にとって漢詩文(漢字で書かれた詩や文章)は、必須の素養であり、伝達手段、表現手段のひとつでした。それゆえ、当時の諸々を理解するうえで、漢詩文を読解できるということは大きな強みとなるでしょう。漢文は意見書、論説、書簡、碑文など様々な用途において用いられ、漢詩にはさまざまな形式(五言絶句や七言律詩など)や規則(押韻、平仄、対句など)があります。この授業においては、漢詩文を取り上げて、その読解力を養うとともに、それらの特徴や規則についても学んでいきます。あわせて、漢詩文をもとに当時の人々が何を考え、どう行動したのかについて考察していきたいと思います。加えて、当時の人々にとって、漢詩文で物事やおのが心情を表現するとはいかなる意味をもつことだったのか、漢詩を通じた人と人のつながりは当時の社会においてどのような役割を果たしていたのか、などについても考えていく予定です。この授業で取り上げるのは、会津藩の広沢安任、仙台藩の大槻磐渓、大垣藩の小原鉄心、米沢藩の宮島誠一郎、雲井龍雄など、日本史の教科書などではその名を目にすることのない人物です。また、多くは明治維新で敗者となった人物でもあります。漢詩文を通じて敗者から明治維新を考えることも、この授業の隠れたねらいになります。授業の方法は新型コロナウイルスの感染状況によりますが、現在のところフルオンデマンドでの授業を予定しています。授業の到達目標漢詩文を訓読し、意味をとることできる。漢詩文を通じて歴史を考察することできる。成績評価方法試験0%レポート70%授業内容にかかわるレポートを数回課します。平常点30%普段の授業に対する取り組む姿勢を評価します。その他0%講義―174―

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