FSCI
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 理工学術院の学生が誰もが一度は訪れる場所、通称「キソジ」。物理や化学などさまざまな分野の実験とレポートを通して、基本的な研究の進め方を学ぶ場所です。基礎実験の授業は、ここで行った実験をもとに、得られたデータを分析してレポートにまとめ、提出するまでが一連の流れです。レポートの量も、1年次と2年次では段違い! レポートを通して、論文を書けるほどの力をつけていきます。 工作実験室では、旋盤加工や溶接作業などの実習ができます。実験室の中には、企業の生産現場でも使われている機械が約70台ずらり。また隣接する材料実験室には500トン(車500台分)の荷重をかけられる大型の機械もありますが、使い方は技術職員が指導してくれるので安心です。高校ではなかなか触れられない専門的な機械は、値段も高額!授業を通して貴重なものに触れられるのも、理工学術院ならではの魅力といえます。2階の高さから見た大型機械早稲田キャンパス、戸山キャンパスなど他のキャンパスを回る「くまバス」を使えば、移動はらくらく。興味のある授業を他のキャンパスで受講したり、他学部の学生と交流したりすれば、視野がどんどん広がります。ずらりと並んだ機械の壮観さ工作実験室・材料実験室 研究の基礎を学ぶ「キソジ」理工学基礎実験室   レポートの提出期限は厳守! 提出時刻を過ぎると提出窓を閉められてしまいます基幹理工学部 電子物理システム学科 4年氏平 龍子さん東京工業大学附属科学技術高校出身くまバス(連絡バス)先進理工学部 電気・情報生命工学科 3年柳 天翔さん早稲田大学高等学院出身お願いしまーす!!実験で作った凸レンズ実習では硬い金属も加工できますJ-17

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