FSCI
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 鉄鋼、素材、自動車、電気、医療などの分野をはじめ、地球環境保全、情報技術などの新しい産業の基幹を担うのも材料です。材料科学専攻では、ミクロ材料学から大規模構造体に関わるマクロ材料学までを扱います。数理計算はもちろん、次世代スーパーコンピュータによる材料シミュレーションの最適化やビッグデータ解析の活用、宇宙などの極限環境下における材料設計・開発を可能にする計算実験や革新的な材料試験など、さまざまな学びを通して材料学の先端的研究開発能力を持つ人材を育成します。材料科学専攻 私は応用数理学科から材料科学専攻に進学しました。これまで学んできた数理を、産業の基幹である材料に応用したいと考えたからです。材料科学専攻には機械系、物理系、数理系と、それぞれ異なる分野の専門である先生方や学生がいます。異なる分野出身の方との交流の中で、私自身新たな知識や視点が得られることに日々刺激を感じています。探求心と挑戦心があれば、バックグラウンドは問われません。新しいことへのチャレンジが好きな方は、ぜひ材料科学専攻に来てください。材料科学専攻 修士2年古賀 彬さん早稲田大学本庄高等学院出身創造理工学部・研究科 建築史、建築計画、都市計画などを研究する建築芸術分野と、環境工学、建築構造、建築生産などを研究する建築工学分野に分かれ、学科/専攻を一貫する6年間の教育課程で学ぶことができます。同課程は、日本初のUNESCO/UIAによる国際水準同等性の認定を受けています。フィールドワークなどの実践的な演習を交え、一棟の家の設計から都市デザインまで、建築に関する多様な分野に挑戦できます。現場の実務に直結する課題解決能力を養い、国内外で活躍できる建築家や技術者、研究者を養成します。建築学科/建築学専攻 私は入学当初、絵にも発想力にも自信がなく、周りの友達や先輩方に圧倒されていました。ところが、早稲田建築、通称「わせけん」の先生方はていねいにご指導くださり、個性を生かせる方向へ導いてくださいました。また、個性豊かな友達とは毎日多くの時間を共に過ごし、お互いに意見を出し合って成長し、家族のように仲良くなることができました。わせけんで素敵な先生や優しい先輩、気の合う後輩、最高の仲間たちと過ごしながら、自分の良さを見つけてみませんか。建築学科 4年服部 ほの花さん早稲田大学本庄高等学院出身 創造理工学部は、多様な人間の価値に基づく豊かさを創造するために、「人間の活動」を支援し、「地球環境」に調和する空間・装置・コミュニティ創出技術および環境システム技術に関する実践的教育と先導的研究を展開します。 創造理工学部は、この理念を源とし、特色ある分野の自律と発展を図りつつ、理工系連携と異分野融合による新教育・研究体制および新学問領域を創成し、海外とのプロジェクト連携を強化して国際性の高い人材教育と研究を実施します。創造理工学部・研究科のWebサイトはこちらから創造理工学部・研究科J-29

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