教育学部
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7Student’s Message在学生 メッセージ教育学科 [教育学専攻] 教育学専修大学入学時の教員志望から一転、学生起業家へ 教員になるための幅広い知識を身に付けられると考え、教育学専修を選択しました。教育学部は教員養成に特化していると同時に、学生がそれ以外の道でも活躍できるように準備できる場所であると思います。学部での幅広い授業を受けている中で、僕は「起業」という自分に一番合う選択肢を見つけることができました。 早稲田の学生は、自分が本当にやりたいことのためにリスクを取り、チャレンジしている人がたくさんいます。その仲間と4年間過ごすことができたからこそ、自分は就職活動後に内定先を蹴ってでも、起業する選択をできたのだと感じています。受験生の皆さん、早稲田大学で過ごせる生活は最高です。授業、サークル、ボランティア、企画、インターン、起業。ワクワクするような経験が、この早稲田ではできます。僕の場合は教育学部の授業、ダンスサークル、起業の三つがメインでしたが、他の大学生の誰よりも学生生活を満喫した自信があります。 受験生活は精神的にも辛く、終わらない道のように感じることもあるかと思います。親や先生の意見を聞いたり、友人と自分を比較をして、時には自信を失うこともあるかと思います。しかし、自分の人生は自分で決めるものであり、チャレンジすることでしかわからないことばかりです。暗く長いトンネルの先には、必ず素晴らしい生活が待っています。自分の気持ちに嘘をつかず、最後の最後まで頑張ってください。教育学科 [教育学専攻] 教育心理学専修国語国文学科二村 祐介 Futamura Yusuke (4年)幅広い分野を見て学びを追求できる場所です 昔から人の心や考えに関心があり教育心理学を選びました。1~2年生の時は心理学分野の様々な講義や実験演習を受け、現在はゼミで愛着や依存について調べています。研究でさまざまな壁にぶつかることもありますが、先生や先輩方のご指導とサポートを受けながら活動しています。また私は教職課程を履修中で、教職の授業を通して同じ志を持つ個性豊かな仲間たちに出会えました。その中には他学部の学生もおり、授業や日常で彼らと話すことはとても刺激的で楽しいです。早稲田には本当にたくさんの人達がいて、たくさんの価値観や考えがあります。その中で自分はどのような軸を持つかが大事だと思っています。 早稲田に入学したら是非、他学部の学生やOB・OGなど、4年間を通して色々な方と話をしてみて、自分の考えを深めていってほしいです。 将来は教員を目指しています。早稲田で経験したさまざまな学びや人との出会いは、私の人生において最も大きな転換点であるといえます。大学生活が終わって私がこれから関わっていくどんな場所においても、ここで学んだことや感じたことを多くの人に話したいと思うほど、思い入れのあるキャンパスです。受験生の皆さんにも、誇りに思えるようなキャンパスライフを送ってほしいですし、早稲田なら自分がやればやるほど実りのある時間を過ごすことができます。坂元 花伽 Sakamoto Hanaka (3年)大切なことに向き合える、貴重な期間だと思います 私が国語国文学科に興味を持ったのは、1年生から日本文学を中心に学ぶことが出来ると考えたからです。入学後、様々な時代の文学に触れる中で、特に近世文学に強く惹かれ、学びを深めています。 過去の文学作品に触れるということは、当時を生きた人々の生の声を聴くということだと思います。文学に限らず様々な視点を持って作品に向き合うことで、その時代の人々の思考を想像することが出来るだけでなく、現代を生きる私たちの生活を冷静に見直す手がかりにもなるのではないでしょうか。このことは、文学研究の魅力の一つだと考えています。上にも示したように、文学を深く理解するためにも多角的な視点を持つことは非常に重要だと思います。教育学部では共通科目や他学科の科目などを通して、自分が最も関心を持つ分野を軸としながらも、幅広い分野に目を向けられるので、その点も魅力であると感じています。 大学を卒業すれば、これほど深く学び、じっくりと自分の考えを吟味するという時間は失われていくかもしれません。学生の期間は、将来そのような状況に身を置いたとき、自分をしっかり持って行動を選択するための土台を作る貴重な期間だと思いますし、それを可能にする環境が整った学部だと思っています。皆さんが、学んだり考えたりしていく中で自分の世界を広げ、楽しく学生生活を送れることを願っています!砂川 美緒 Sunakawa Mio (3年)

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