教育学部
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小山市役所教育学科教育学専攻教育学専修 (2012年度卒)大貫 拓也さん Oonuki Takuya心から学びたいと思う研究課題に出会えたり、将来の進路や可能性を伸ばすことができます。 ゼミでは児童虐待を研究テーマにし、学びを深めました。特に、「虐待」を取り上げた講義を受け、虐待を受ける子のいない社会にしていくためにも虐待防止について研究したいと強く思うようになりました。このように、学びを深めたいと思った事象に出会えたことが、学生時代の思い出として強く残っています。 卒業後、民間企業を経験したものの、教育関係や児童福祉に関わる仕事をしたいという気持ちを抑えられず、研究分野としていた「児童虐待防止」に力を入れている小山市役所に入庁。現在は児童福祉に関わる業務に従事しています。 仕事の上で、「どのようにすればよりよい結果を得ることが出来るか」を考える際、一つの考えに固執することなく、あらゆる視点からアプローチの方法と結果の考察を無意識のうちに行っています。そのたび、教育というひとつの学問体系に対し、歴史・制度・法律・他国との比較・方法論など多種多様な視点から学んだ経験を活かせていると実感しています。Alumni’s Message卒業生 メッセージ“社会に活きる” 学びがあります株式会社文理理学科生物学専修 (2007年度卒)西村 恵美さん Nishimura Emi大学でこそ学べる専門的な学問やサークルなどの集団的な活動に本気でとり組むことができます。 生き物が好きだったので、生物学を学びたくて生物学専修を選びました。学部時代は、形態学から分子生物学まで、幅広く生物に関係する分野を学ぶことができました。海洋生物学などの実習も充実していたので、とてもよい専修を選べたと思っています。 研究室では、食虫植物の遺伝子の研究をしました。研究室に泊まって、一定時間ごとに食虫植物の葉を採集したことが特に印象に残っています。また、学会で研究内容を発表するという貴重な体験もさせて頂きました。 現在は、出版社で理科の学習参考書の編集をしています。大学で学んだ生物学関係の知識も、教職課程で履修した内容も、仕事のいたるところで役に立っています。 勉強でもサークル活動でもアルバイトでも、どんなことでも目標をもって一生懸命とり組むと、その経験は大学卒業後も、きっと役に立つものになると思います。27早稲田大学の同窓会組織である「早稲田大学校友会」。すべての卒業生(校友)が正会員となり、校友の参加によって運営、世界に広がるネットワークを強化しています。校友会奨学金の給付や「100円朝食」の提供協力、校友との交流イベント開催などで、学生生活や就職活動の支援をしています。http://www.wasedaalumni.jp/早稲田大学 校友会66万人の先輩が学生を応援「早稲田大学 校友会」学生と校友の交流イペント「先輩と語ろう!」の様子

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