文化構想学部シラバス2021
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ること。成績評価方法試験0%レポート65%講義内容の理解を反映したレポートを与えられるテーマに沿って執筆します。中間レポートと期末レポートがあります。平常点35%出席して、積極的に授業に参加すること。リアクションとして積極的に参加すること。その他0%備考・関連URL理想としては英語で授業の作品を読んでほしいが、扱う作品はどれも邦訳があるので、邦訳の資料も配るようにする。英語能力をこれから身につけたい受講生は、邦訳を参照しながら作品を読んでください。文学とは、読むことの愉しみから生まれてくるので、まずは快楽を感じる言語で読んでみてください。科目名20世紀小説表現史3(ヨーロッパ)なぜ書くのか、どう語るのか担当者名森井良文ジャ2単位秋学期火曜日6時限1年以上―合併科目―授業概要小説というジャンルをとおして、二十世紀文学の潮流、とりわけフランスを中心とした西洋文学の流れを実際のテクストとともに見ていきます。その流れが世紀を超えた現在に投げかける問いとインパクトについても考えていくつもりです。個々の作家のエクリチュール(≒書いたもの/書くこと/書き方)の特質だけでなく、彼らが作品のうちに反映させた社会動向や知的潮流も俎上にのせることになるでしょう。担当者の専門の関係で、フランス系の作家を軸に章立てをしましたが、なるべくリンクを飛ばして横断的に論じていきたいと思っています。小説テクストだけでなく、それにまつわる同時代あるいは後代の批評も紹介するつもりです。受講生の方々、どうぞつつきまわしてください。みんなで授業を○可塑的/×過疎的にしていきましょう。*本授業は基本的にオンラインで行い、zoomによるリアルタイム配信とYouTube上での録画配信を組み合わせる。授業の到達目標世紀のはじめから後半にかけての小説表現の流れを同時代的文脈やテクストの読解をとおして把握しながら、二十一世紀の現在から見た個々の作家のアクチュアリティを受講生各自が見定めていってほしい。また、小説を書くとはどういうことか、小説とは何なのかという根源的な問題についても、自らに引きつけて考えてもらいたい。書く≒語るとは人間にとって基本的な営為なのだから。成績評価方法試験0%レポート70%授業で扱ったテーマや作家についてのレポート。平常点30%出席、コメントカードなど。その他0%備考・関連URL外国語の知識は問いません。原文について言及することもありますが、その言語が読めない人でもわかるように解説しますのでご安心を。科目名20世紀小説表現史4(アジア)帝国と国民国家を生きる担当者名逆井聡人文ジャ2単位秋学期無フルOD1年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要※本授業は全回オンデマンド授業として実施します。19世紀に基盤を固めた近代国家日本は、20世紀に入ってますますその勢力を拡大していき、東アジアを睥睨する近代的帝国となった。そして帝国に囲い込まれた民は、社会が求める規範に自らの生をすり合わせていかなくてはならなかった。しかし、そこには必ず枠に収まりきらない残余がある。この残余を切り捨てなければならないのか、隠さなければならないのか、そうした葛藤が苦渋の表現を生み出していく。アジア太平洋戦争が終わったからといって、この表現をめぐる格闘が止んだわけではない。むしろ、国際政治の非情な荒波は解放という希望を飲み込んで窒息させようとしてきた。それでも人々は空気を求めて、踠き抗い、浮上する。そして抑圧された記憶と身体を間欠泉のように吹き上げる。20世紀の東アジアという時空間において本講義が見ようとするのは、まさにその生きんがための抗いである。それぞれの時代においての今の身体を、そして各々の持つ過去の記憶を、どのように結い合わせながら文学作品として昇華させてきたのか。その必死の闘いから学んでいきたい。授業の到達目標本講義を受講することで、学生は国籍や民族、ジェンダーという概念を相対化し、過去から連なる現在を批評的視座から考察することが可能となる。成績評価方法試験30%中間試験レポート30%期末レポート平常点40%毎回、授業の後に提出するコメントシートその他0%講義―92―

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