文化構想学部シラバス2021
85/620

高野文子棒がいっぽん岡崎京子リバーズ・エッジロドルフ・テプフェールM.ヴィユ・ボワウィンザー・マッケイリトル・ニモエルジェタンタンの冒険シリーズフランク・ミラーバットマン:ダークナイト・リターンズアレハンドロ・ホドロフスキー&メビウスアンカルアラン・ムーア&デイブ・ギボンズウォッチメンマルジャン・サトラピペルセポリス授業の到達目標マンガ作品の分析における、内在分析(イメージの読解やシナリオの構造分析)と外在分析(社会的要因や時代相との関連)の双方の重要性を認識する成績評価方法試験0%レポート60%学期末レポート平常点40%コメントペーパーやアンケートを含む。小レポートの提出を学期末レポート提出条件とするその他0%科目名視聴覚表象研究アニメーション、映画、ドラマ、演劇映像のショット分析担当者名細馬宏通表象2単位秋学期火曜日3時限2年以上―合併科目―授業概要アニメーション・映像における視覚と聴覚の時間論を扱う。映像史の中で、身体器官は音声と映像とを結びつけるための重要な役割を担ってきた。口を開閉して話すこと。歌うこと。口に食物を入れ、咀嚼とともに顔を動かすこと。手をたたき、足を踏みならし、踊ること。複数の身体が近づき、離れること。これらの基本的な活動が、映像・音声の同期によっていかに表現されてきたかについて、映画前史から現代までを通観する。授業の到達目標・アニメーションや映像を、単に印象に頼るのではなく、映像や音声の時間構造から論じることができるようになる。・キャラクターの生成の歴史を具体的な作品例に基づいて考えることができるようになる。・映像と音声との関係史を踏まえた上で、現在の映像文化について考えることができるようになる。成績評価方法試験0%行わない。レポート40%最終レポート(必須)の内容を採点する平常点60%2-3回に1回の割合で簡単なレスポンス・ペーパーの記入や小レポートの執筆を講義中に課す。その結果を採点する。その他0%行わない。備考・関連URL講義はオンラインでのリアルタイム形式(ZOOMを使用)で行う。とりあげる作品は、講義の進行に応じて変更することがある。科目名身体行為論相互行為の中で時間はいかに組織されるか担当者名細馬宏通表象2単位春学期無フルOD2年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要わたしたちはさまざまな環境下で、他者と互いに声を交わし、身体を動かしながら何らかの相互行為を達成していく。そのとき、お互いの身体はいつ、どのように動くのか。発声はそこにどう関わるのか。そこではどのような制約が働き、お互いにどのような調整が行われるのか。この講義では、さまざまな環境内で行われる相互行為を取り上げ、その多様性を紹介するとともに、わたしたちの発声や身体動作が持っている認知的制約、環境による制約について考える。授業の到達目標・脳と身体の関係を、脳科学の基礎的な知識をもとに考えることができるようになる。・身体の動きを、単なる個人の表現としてではなく、他者との相互行為として捉えることができるようになる。・身体の動いている環境に注目し、ヒトがそこからどのような手がかりを得ているかを考えることができるようになる。・声と身体の相互作用を、時間に沿って考えることができるようになる。成績評価方法試験0%行わないレポート40%最終レポートを課す。課題は講義中に紹介する。平常点60%2-3回に一度の割合で、レスポンス・ペーパーもしくは小レポートの提出を課す。その他0%行わない講義―88―

元のページ  ../index.html#85

このブックを見る