文化構想学部シラバス2021
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面や認知的側面)を重視しつつ,現代社会を生きる人びとに共通する発達的変化について検討する。発達時期に関しては青年期以降の時期に注目する。人間の性格にはどのような次元があるのか,どのように把握されるのか,どこにその起源があるのか,どのように変化していくのか,なぜ特定の性格の持ち主が適応・不適応状態に陥るのか。ゼミでは大きくこのような問題意識を持ちつつ,より詳細な個別の問題に取り組みたい。秋期ではそれぞれの問題意識に基づき,研究プロジェクトを進めることで人間の発達と個人差を理解する。授業の到達目標本授業の到達目標は、(1)人間の発達に関して理解を深めること、(2)必要な文献を検索することができるようになること、(3)適切に各種資料をまとめることができるようになること、(4)調査を計画し、実施・分析することができるようになることである。成績評価方法試験0%試験は行わないレポート50%各自の問題意識に基づき、調査・考察をまとめたレポートを提出する。適切にまとめられているかどうかを評価の対象とする。平常点50%各個人やグループに割り当てられたテーマに関する発表姿勢やその内容を評価の対象とする。また、授業への積極的態度も評価の対象とする。その他0%備考・関連URL早稲田大学小塩真司研究室:http:www.f.waseda.jposhio.atindex.html心理データ解析Basic:http:www.f.waseda.jposhio.atedudata_btop.html心理データ解析CaseStudy:http:www.f.waseda.jposhio.atedudata_ctop.html科目名発達を生きる人間論ゼミ(現代人の心の発達)(春学期)他者とかかわる心の発達科学担当者名清水由紀人間2単位春学期木曜日5時限3年以上―――授業概要自分自身の子ども時代を,どこまでさかのぼって思い出すことができるでしょうか。またこれまで育ってきた過程の中で,どんな人とのどんな関わりが,今の自分に影響を与えてきたと感じるでしょうか。このゼミでは,特に他者とかかわる心という,最も人間らしい発達の側面を取り上げます。子どもは他者とかかわる中で育ちます。生後間もなくから他者からの働きかけに驚くほど敏感な反応を示し,わずか数年で大人をも凌駕する能力を見せるようになります。子どもの自己や他者についての認知の仕方や,他者とのコミュニケーションの取り方は,発達とともにどのように変化するのか,また子どもの様々な能力をどのように可視化することができるのかについて,発達心理学の観点から考えていきます。このゼミのもう一つのテーマは,心の発達と文化の関係性を探ることです。コミュニケーション様式がより多様化し,文化間の流動性が高まっている現代社会において,人々の発達の多様性を理解することは喫緊の課題であると言えるでしょう。文化心理学の最新知見を学びながら,私たちの知覚,認知,思考の在り方や,対人関係,特に親子関係に,文化がどのように意識的・無意識的な影響を及ぼしているのかについて議論します。授業の到達目標1.子どもの発達や心と文化の関係について,心理学の観点から考えられるようになる。2.心理学の文献を読み,それをもとにディスカッションを行えるようになる。3.実験法と観察法を中心に,子どもや大人の認知・対人コミュニケーションを捉える方法を体験的に学ぶ。成績評価方法演習への参加,ディスカッションやグループ・プレゼンテーションへの貢献などをもとに,総合的に評価します。科目名発達を生きる人間論ゼミ(現代人の心の発達)(秋学期)他者とかかわる心の発達科学担当者名清水由紀人間2単位秋学期木曜日5時限3年以上―――授業概要自分自身の子ども時代を,どこまでさかのぼって思い出すことができるでしょうか。またこれまで育ってきた過程の中で,どんな人とのどんな関わりが,今の自分に影響を与えてきたと感じるでしょうか。このゼミでは,特に他者とかかわる心という,最も人間らしい発達の側面を取り上げます。子どもは他者とかかわる中で育ちます。生後間もなくから他者からの働きかけに驚くほど敏感な反応を示し,わずか数年で大人をも凌駕する能力を見せるようになります。子どもの自己や他者についての認知の仕方や,他者とのコミュニケーションの取り方は,発達とともにどのように変化するのか,また子どもの様々な能力をどのように可視化することができるのかについて,発達心理学の観点から考えていきます。このゼミのもう一つのテーマは,心の発達と文化の関係性を探ることです。コミュニケーション様式がより多様化し,文化間の流動性が高まっている現代社会において,人々の発達の多様性を理解することは喫緊の課題であると言えるでしょう。文化心理学の最新知見を学びながら,私たちの知覚,認知,思考の在り方や,対人関係,特に親子関係に,文化がどのように意識的・無意識的な影響を及ぼしているのかについて議論します。秋学期では,心理学の様々な研究法を学びスキルを習得します。その上でグループごとに研究テーマに沿って研究を進め,発表していただきます。授業の到達目標1.子どもの発達や心と文化の関係について,心理学の観点から考えられるようになる。2.心理学の文献を読み,それをもとにディスカッションを行えるようになる。3.実験法と観察法を中心に,子どもや大人の認知・対人コミュニケーションを捉える方法を体験的に学ぶ。論系ゼミ―604―

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