文化構想学部シラバス2021
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科目名身体行為論ゼミ(秋学期)Bマイクロ・コミュケーション分析の応用担当者名細馬宏通表象2単位秋学期木曜日4時限3年以上―――授業概要日常生活で人と人が関わりあうとき、何気なくやりとりされる声や動作は当人も意識しないうちに巧妙にコントロールされている。こうした意識からこぼれ落ちるマイクロ・コミュニケーションがどのようなものかは、質問紙やインタビューを用いるだけでなく、そこで交わされている声や動作を直接観察し、精緻に分析することで初めて明らかになる。このゼミではこのような日常観察のための基本的な方法と考え方を文献で学んだ上で、実際に日常のいくつかの場面を撮影し、共同で一つの場面について分析を行う。また、小説、マンガ、映画、音楽などさまざまな視聴覚メディアに描かれたやりとりの中に、日常のどのような声や身体が写し取られているか、それが作品に何をもたらすかについて考える。授業の到達目標・声と身体の観察に基づき、わたしたちの実際の生活で行われる行為について考察することができるようになる。・メディア作品に表れる人の行為、人がメディアを扱う行為を、そこで交わされている声と身体を観察することで批評できるようになる。・音声と動画を記録するための基本的な作業を行えるようになる。・音声と動画を扱うための基本的な分析ツールを扱えるようになる。成績評価方法ゼミでの発言、レポートにより評価する。備考・関連URL講義はオンラインでのリアルタイム形式(ZOOMを使用)と対面の混在で行う。対面をいつ、どのように行うかは、Covid-19の状況を勘案しながら判断する。科目名イメージの記号論ゼミ(春学期)映画×美術+1担当者名大石雅彦表象2単位春学期金曜日5時限3年以上―――授業概要ゼミ論についての発表美術・映画観賞可能になったら2泊3日の合宿を行います授業の到達目標芸術文化の基本的理解成績評価方法試験0%なしレポート50%期末リポート平常点50%出席、発表その他0%なし備考・関連URL対面授業です科目名イメージの記号論ゼミ(秋学期)映画×美術+1担当者名大石雅彦表象2単位秋学期金曜日5時限3年以上―――授業概要ゼミ論についての発表美術・映画観賞ゼミ論の執筆指導授業の到達目標ゼミ論の完成成績評価方法試験0%なしレポート50%期末レポート平常点50%出席、発表その他0%なし備考・関連URL対面授業科目名メディア思想ゼミ(春学期)Aメディアの思想文化担当者名藤本一勇表象2単位春学期木曜日5時限3年以上―――授業概要現代のメディア社会における人間や文化のあり方を考えるゼミです。そのために、人類が蓄積してきた言葉やアイディアのツールを縦横無尽に活用し、政治や経済、科学や芸術、歴史や倫理といった多種多様な視点から物事を複眼的に思考する術を学びます。論系ゼミ―572―

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