文化構想学部シラバス2021
553/620

ゼミでは文化の力、集合体の力を十二分に見据えつつ、現代社会における集合的アイデンティティについて多角的に探究していく。そこでは国民文化、地域文化、世代文化、性別文化、宗教文化、組織文化などさまざまな文化と、そしてそれにまつわる集合的アイデンティティの諸相が俎上に載せられよう。集団、文化、アイデンティティをキーワードに現代社会の集合的諸現象に挑んでいくにあたって、このゼミで主として依拠する学問は社会学である。しかし本ゼミでは社会学に留まらず、他の学問領域との協働も図りながら学際的な視座をもって集団現象のはらむさまざまな側面にアプローチしていきたい。演習形式で授業を進めるため、各回は、参加者各人による報告と討議が中心となる。グループ活動(サブゼミ活動)を併用する可能性もある。春期は主に文献講読を通じて学術的なアプローチの基礎を鍛錬していく予定。科目の性質上、毎回の演習への出席が欠かせないのはもちろんのこと、教場を離れた独自の探究にそれなりの時間とエネルギーをつぎこむことになる。なお3年生は火曜日の3時限、4年生は火曜日の4時限に登録されるが、合同で授業を行う可能性があるので、3時限・4時限の時間帯を通しで空けておくことが望まれる。授業の到達目標社会学の基礎的な方法論ならびに方法を習得すること、学際的なアプローチの仕方の基礎を身につけること、集合的な諸現象に対して学問的に切り込む術を体得すること、文化現象・集団現象に関して知的理解とともに感性的洞察を深めること。成績評価方法ゼミへの参加状況を総合的に勘案して評価する。備考・関連URLゼミ関連で意味のある履修を行うため、ゼミ教員担当の講義を半期2単位分×2つ、またそれとは別に誰の担当でもいいので(他学部等でも可)社会学的な演習ないし講義を半期2単位分×2つ、2年間のゼミ在籍中に必ず履修すること(3年次終了時までの履修完了を強く推奨する)。なお、この数の中には2年次までに履修済みのものを繰り入れることを可とする。科目名超域文化ゼミ(集合的アイデンティティの諸相)(秋学期)A担当者名山田真茂留複合2単位秋学期火曜日3時限3年以上―――授業概要近代化ならびに現代化が進展するにつれ、伝統的な共同体志向は次第に稀薄化し、一般に個人主義化ないし個人化の流れが浸透することになった。しかしながらその一方、一人ひとりの生は身の周りの文化や組織や集団の影響を強く受ける。そこでこのゼミでは文化の力、集合体の力を十二分に見据えつつ、現代社会における集合的アイデンティティについて多角的に探究していく。そこでは国民文化、地域文化、世代文化、性別文化、宗教文化、組織文化などさまざまな文化と、そしてそれにまつわる集合的アイデンティティの諸相が俎上に載せられよう。集団、文化、アイデンティティをキーワードに現代社会の集合的諸現象に挑んでいくにあたって、このゼミで主として依拠する学問は社会学である。しかし本ゼミでは社会学に留まらず、他の学問領域との協働も図りながら学際的な視座をもって集団現象のはらむさまざまな側面にアプローチしていきたい。演習形式で授業を進めるため、各回は、参加者各人による報告と討議が中心となる。グループ活動(サブゼミ活動)を併用する可能性もある。秋期は主に各人ないし各グループが独自に行った探究の成果を報告していく予定。科目の性質上、毎回の演習への出席が欠かせないのはもちろんのこと、教場を離れた独自の探究にそれなりの時間とエネルギーをつぎこむことになる。なお3年生は火曜日の3時限、4年生は火曜日の4時限に登録されるが、合同で授業を行う可能性があるので、3時限・4時限の時間帯を通しで空けておくことが望まれる。授業の到達目標社会学の基礎的な方法論ならびに方法を習得すること、学際的なアプローチの仕方の基礎を身につけること、集合的な諸現象に対して学問的に切り込む術を体得すること、文化現象・集団現象に関して知的理解とともに感性的洞察を深めること。成績評価方法ゼミへの参加状況を総合的に勘案して評価する。備考・関連URLゼミ関連で意味のある履修を行うため、ゼミ教員担当の講義を半期2単位分×2つ、またそれとは別に誰の担当でもいいので(他学部等でも可)社会学的な演習ないし講義を半期2単位分×2つを、2年間のゼミ在籍中に必ず履修すること(3年次までの履修完了を強く推奨する)。なお、この数の中には2年次までに履修済みのものを繰り入れることを可とする。科目名超域文化ゼミ(集合的アイデンティティの諸相)(秋学期)B担当者名山田真茂留複合2単位秋学期火曜日4時限3年以上―――授業概要近代化ならびに現代化が進展するにつれ、伝統的な共同体志向は次第に稀薄化し、一般に個人主義化ないし個人化の流れが浸透することになった。しかしながらその一方、一人ひとりの生は身の周りの文化や組織や集団の影響を強く受ける。そこでこのゼミでは文化の力、集合体の力を十二分に見据えつつ、現代社会における集合的アイデンティティについて多角的に探究していく。そこでは国民文化、地域文化、世代文化、性別文化、宗教文化、組織文化などさまざまな文化と、そしてそれにまつわる集合的アイデンティティの諸相が俎上に載せられよう。集団、文化、アイデンティティをキーワードに現代社会の集合的諸現象に挑んでいくにあたって、このゼミで主として依拠する学問は社会学である。しかし本ゼミでは社会学に留まらず、他の学問領域との協働も図りながら学際的な視座をもって集団現象のはらむさまざまな側面にアプローチしていきたい。演習形式で授業を進めるため、各回は、参加者各人による報告と討議が中心となる。グループ活動(サブゼミ活動)を併用する可能性もある。秋期は主に各人ないし各グループが独自に行った探究の成果を報告していく予定。科目の性質上、毎回の演習への出席が欠かせないのはもちろんのこと、教場を離れた独自の探究にそれなりの時間とエネルギーをつぎこむことになる。なお3年生は火曜日の3時限、4年生は火曜日の4時限に登録されるが、合同で授業を行う可能性があるので、3時限・4時限の時間帯を通しで空けておくことが望まれる。論系ゼミ―562―

元のページ  ../index.html#553

このブックを見る