文化構想学部シラバス2021
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(授業計画はWebシラバスに記載した通りですが、順番と内容は随時変更されます。)授業の到達目標なにか実利的な到達目標が設定されているわけではありません。多様な表現にふれ、理論的・哲学的思考と感受性を鋭敏に働かせることによって、いっそう深くものごとを見つめるための訓練として考えてください。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%演習発表、出席状況、議論への参加度等より判断します。評価基準は、研究内容への習熟度、自己の見解の有無、論述の的確さ等です。その他0%備考・関連URL哲学的思考によって深く考える力を養成すると同時に、具体的な芸術文化現象に触れることで、文字通り感性を研ぎ澄ますことをめざしています。なにより、学ぶことの喜びが感じられるようなゼミにしていきたいと思います。美術館やギャラリー、劇場などを実際に尋ねたり、また遠隔地へのゼミ旅行等も企画していく予定です。関連URL:http:www.f.waseda.jpkobayashi科目名感性文化ゼミ(現代の文化哲学)(秋学期)美/死/エロス担当者名小林信之他/島村幸忠/峯尾幸之介複合2単位秋学期金曜日5時限3年以上―――授業概要わたしたちは生身の身体をもち、衣服を身にまとい、生きとし生けるものを食し、この大地に住まいを定めます。わたしたちは、見、聴き、味わい、触れることによってこの世界を生きるのです。しかしそれは、わたしたち個人の閉ざされた身体の出来事ではありません。わたしたちは、他者と関わり共生することで初めてこの世界へと開かれた存在となります。他者を愛し憎み、共感しあい、やがて死にゆく存在、それがわたしたち人間です。このゼミでは、このように生身の身体とともに生き、この世界を他者と共有し、有限な存在であらざるをえないわたしたち自身の有り方を問題にします。具体的なテーマとしては、以下のテーマ系があげられます。いずれも哲学的な基本テーマですが、同時にわたしたち自身の身近な具体的問題にかかわっています。すなわち、自己と他者時間と物語空間と身体エロスとタナトス美と創造性日本の美学といったテーマ系です。(授業計画はWebシラバスに記載した通りですが、順番と内容は随時変更されます。)授業の到達目標なにか実利的な到達目標が設定されているわけではありません。多様な表現にふれ、理論的・哲学的思考と感受性を鋭敏に働かせることによって、いっそう深くものごとを見つめるための訓練として考えてください。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%演習発表、出席状況、議論への参加度等より判断します。評価基準は、研究内容への習熟度、自己の見解の有無、論述の的確さ等です。その他0%備考・関連URL哲学的思考によって深く考える力を養成すると同時に、具体的な芸術文化現象に触れることで、文字通り感性を研ぎ澄ますことをめざしています。なにより、学ぶことの喜びが感じられるようなゼミにしていきたいと思います。美術館やギャラリー、劇場などを実際に尋ねたり、また遠隔地へのゼミ旅行等も企画していく予定です。関連URL:http:www.f.waseda.jpkobayashi科目名言語文化ゼミ(ことばと文学・ことばと美意識)(春学期)担当者名平田彩奈惠複合2単位春学期火曜日3時限3年以上―――授業概要このゼミでは、主として日本のことばと文学を取り上げつつ、日本の美、日本文化の特質などについても考える。考察の対象は、前近代から近現代にかけてのことば、文学、藝能、藝術、思想などはもとより、近年のサブカルチャーなどにまでわたることがありうるし、アプローチのしかたも多岐にわたってよいのだが、特に次の(1)〜(3)の点を重視しながら、各人の研究テーマを明確なものにしてゆく。(1)前近代のことば、文学、文化に留意する。(2)近代以降において、西欧のことば、観念などとの接触がもたらしたものを意識する。(3)日本のことば、文学、文化が海外でどのようにみられ、また受容されているのかをとらえる。春学期は、特に(1)を重視して関係する文献をとりあげ、3年生に発表してもらう。また、4年生についてはゼミ論の構想発表、中間発表などが課される。授業の到達目標ステレオタイプな見方を排し、自分の頭と心を真にはたらかせるようになることと、煩をいとわずに参照すべき文献にあたる習慣をつけることをめざす。また4年生は、これらに加え、自身のテーマに基づいたゼミ論の構想を明確なものとし、12月の完成に向けて一部の章の内容をかためてゆくことをめざす。成績評価方法試験0%論系ゼミ―560―

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