文化構想学部シラバス2021
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含まない)の出来事であることを要件とする。また、外国との関係史、比較史を観点とする研究を歓迎する。【3年生】春期:歴史学の出発点となる史料について、日本史史料論に基づく口頭報告により概観する。また、文学に現はれたる我が国民思想の研究を通じて文化史への理解を深める。秋期:春期の学習内容や夏季休暇期間中の学習を踏まえて、各自の研究テーマを設定し、先行研究などについて報告をする。【4年生】春期:前学期に設定したテーマについて、春期休暇などの時間を使用して論文の全体構想を練り、発表し、その適否を議論する。秋期:夏期休暇などの時間を使用して、論文の独自性を打ち出し、発表し、ゼミ論文提出にむけての最終的な準備をする。【その他】木曜6限を次の用途に使用することがありうる。・3年生・4年生のうち希望者がいる場合、論文の執筆方法、和製漢文の読解などの高度な研究・学習の場とする。・4年生秋期には、論文指導に使用することがありうる。・外部の講師を招聘する際に、講演時間に使用することがありうる。授業計画における研究発表の一部を、現地見学などの活動に振り替えることがありうる。授業の到達目標ゼミ論文完成を最終目標として、各段階における内容を着実に消化することで、その準備を進める。以上および以下の具体的内容はあくまで予定であり、受講者との相談によるなどの事情により変更される可能性がある。成績評価方法試験0%-レポート60%ゼミにおける報告内容平常点40%出席および授業時間中における発言その他0%※ただし、以下の条件にひとつでも当てはまる者は、原則として不合格とする。・主として欠席または遅刻により、初回授業終了時点で割振りが未定である者・当該学期のすべての発表担当回において、欠席、あるいは出席しても発表ができなかった者・出欠を確認した回の半数以上の欠席が認定された者(半数を含む)備考・関連URL当科目は対面による実施を予定していますが、やむをえない事情により遠隔実施が必要な場合は、Collaborateによるライブ配信により実施します。詳細は別途、WasedaMoodleによりお知らせします。科目名日本文化史ゼミ(秋学期)担当者名伊川健二多元2単位秋学期木曜日5時限3年以上―――授業概要本ゼミは、日本史、とりわけ文化史の諸問題を広範に探求、議論し、ゼミ論文完成に到達するための場所である。ここにいう文化は芸術や文学などの狭義の内容はいうまでもなく、特定の社会で共有される生活様式一般を含んでいる。受講者は極力自由に問題を設定し、発表や議論を通じて考察を深めていく。それらの活動を通じて、学問としての歴史学の方法論に触れ、ゼミ論文の完成を目指す。テーマは基本的に受講者の希望により設定されるが、本ゼミにふさわしいものであることのほか、受講者の生年以前(生年を含まない)の出来事であることを要件とする。また、外国との関係史、比較史を観点とする研究を歓迎する。【3年生】春期:歴史学の出発点となる史料について、日本史史料論に基づく口頭報告により概観する。また、文学に現はれたる我が国民思想の研究を通じて文化史への理解を深める。秋期:春期の学習内容や夏季休暇期間中の学習を踏まえて、各自の研究テーマを設定し、先行研究などについて報告をする。【4年生】春期:前学期に設定したテーマについて、春期休暇などの時間を使用して論文の全体構想を練り、発表し、その適否を議論する。秋期:夏期休暇などの時間を使用して、論文の独自性を打ち出し、発表し、ゼミ論文提出にむけての最終的な準備をする。【その他】木曜6限を次の用途に使用することがありうる。・3年生・4年生のうち希望者がいる場合、論文の執筆方法、和製漢文の読解などの高度な研究・学習の場とする。・4年生秋期には、論文指導に使用することがありうる。・外部の講師を招聘する際に、講演時間に使用することがありうる。授業計画における研究発表の一部を、現地見学などの活動に振り替えることがありうる。授業の到達目標ゼミ論文完成を最終目標として、各段階における内容を着実に消化することで、その準備を進める。以上および以下の具体的内容はあくまで予定であり、受講者との相談によるなどの事情により変更される可能性がある。成績評価方法試験0%-レポート60%ゼミにおける報告内容平常点40%出席および授業時間中における発言その他0%※ただし、以下の条件にひとつでも当てはまる者は、原則として不合格とする。・主として欠席または遅刻により、初回授業終了時点で割振りが未定である者・当該学期のすべての発表担当回において、欠席、あるいは出席しても発表ができなかった者・出欠を確認した回の半数以上の欠席が認定された者(半数を含む)論系ゼミ―538―

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