文化構想学部シラバス2021
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授業の到達目標ソフトウェアのスキル習得とともに、社会現象を観察し分析していく根本的な興味・関心を高めていくことが、この演習の到達目標である。統計学の基礎知識を学びながら、実際にデータを整理し分析する基礎的技法を習得する。加えて社会調査の基本から少々難しい多変量解析までひととおり習得していく。表計算ソフトウェアExcel、統計計算ソフトウェアSPSS(StatisticalPackagefortheSocialSciences)について、その基本を習熟する。成績評価方法試験0%.レポート30%最終課題レポートの内容。平常点70%各回の課題への積極性。その他0%.備考・関連URL357PCルームにて対面で演習を進めていきますが、新型コロナウィルスの蔓延が酷い場合には、金曜日更新のフルオンデマンド(1時間程度)を受講していただき、それに従って、受講生各自のPCを利用していただき、課題をこなして、次週水曜日まで提出という形で進めていきます。とりわけ、ソフトウェアの使用にあたって、フルオンデマンドで録画されていることにより、何度でも、あるいは倍速で受講することができ、学修効率は、PCルームにおける対面演習よりも優れています。なお、SPSSは、早稲田大学が、みなさんにライセンス使用を認めていますから、大学のPCルームに新型コロナ蔓延中も、みなさんのPCにダウンロードをして使っていただくことができます。春学期の共通演習でも、使われたみなさんがおられるとおりです。ここから、指示に従いダウンロードすることができます。https:www.waseda.jpnavirentalsoftspss.html関連URL:http:www.f.waseda.jpwienmoto森元孝ゼミナールプロモーションビデオhttp:www.f.waseda.jpwienmo-toJapaneseLessonKouchikuMorisemiMC05.html論系内のカリキュラム改革を進めております。なお、2018年度までに社会構築論系共通演習において単位を取得している場合、この科目は、履修内容が重なります。科目名社会構築論系演習(グローバル社会1)子どもの権利と子ども支援担当者名高石啓人構築2単位春学期金曜日1時限2年以上―――授業概要本演習では、子どもの権利条約を基盤として、子ども支援を検討していく。子どもをめぐる現状は危機的であるが、大人の問題と比較して認知されにくい。そこで、本演習では子どもを取り巻く現状について共通理解をもつ。その後、グループ・個人ごとに、テーマを設定し、子ども支援について検討していく。特に現代的課題、既存の領域を超えた分野横断型の課題に取り組む。実践に学び、専門研究に取り組むための基礎的な能力を養う。なお、学内外を問わず、自主的に学ぶ姿勢が求められる。授業の到達目標・子どもを取り巻く現代的課題を理解し、説明できるようになる。・子どもを取り巻く課題を自ら発見できるようになる。・発見した課題に対して、分析し、支援策を提示できるようになる。成績評価方法レポート60%:課題文献を読んで、レポート作成。評価基準は授業内で説明する。平常点評価30%:グループ・個人での発表を評価。コメントペーパー10%:授業ごとに感想や考察を記入。備考・関連URL・発表は、その場でフィードバックを行う予定。レポートは、15回目にフィードバックを行う予定。・興味関心の持ち方や自主的に学ぶ姿勢が重要である。そうした能力を養うため、子どもに関わるボランティア・アルバイトをしていることが望ましい。・出席については、コメントペーパーで判断する。不適切と判断されたコメントペーパーは、欠席扱いになる。科目名社会構築論系演習(コミュニティ変動論3)貨幣の社会変動論―経済社会学と社会経済学の視点を身につける担当者名森元孝構築2単位春学期金曜日3時限2年以上―――授業概要経済とは、媒体貨幣をが結ぶ行為連鎖の体系である。これが、社会科学における経済の定義である。経済を知るには、貨幣が、いったいどのようなものであり、どのような機能をしているのかを十分に知る必要がある。本演習は、この問題を、日本社会が1980年代末、その絶頂に達し、その後20年、第二の敗戦とまで言われ、世界での地歩を失っていくことになった、そもそもの原因を直視して考え、みなさんの世代に、この種の愚かな失敗を二度としないようにするための生きる力、生きる指針を身につけることを目的としたものである。毎回、社会経済学、経済社会学的な視点を学問的にトレーニングしながら、かつ新聞記事を適宜参照しながら、今、現在につ専門演習―522―

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