文化構想学部シラバス2021
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退室を求める、あるいは授業への出席を認めない可能性がある。その場合、成績評価の対象とはならない。・授業で取り扱う文献や購読スケジュールについては、履修者の人数や理解度などに応じて多少変更される可能性がある。・初回のオリエンテーションで文献講読の発表担当者を決めるので、履修を考えている学生は必ず出席すること。科目名現代人間論系演習(福祉社会の臨界)担当者名岡部耕典人間2単位秋学期火曜日2時限2年以上―――授業概要社会の構成員がケアや再分配について十分な配慮をもっている社会が〈福祉社会〉である。権力的で中央集権的な〈福祉国家〉=大きな政府から、私たちひとり一人の生が毀損されない〈福祉社会〉=分配する最少国家への移行が求められている。しかし、グローバリズムと金融資本主義の進展は、能力主義・私的所有・自己責任論に裏打ちされた小さな政府へと私たちを追い立て、そのせめぎあうところに解かねばならない様々なアポリアを現出させている。本演習は、以下の7つのアポリアにかんする講義及び関連映像視聴の回とそれを踏まえてディスカッションと発表を行う回を交互に繰り返す反転授業の形式で行われる。また、演習テーマに関連する時事問題も適宜織り込んでいく予定である。・新型出生前検査と命の選別・脳死と臓器移植・尊厳死と終末期医療のエコノミー・〈認知症〉と社会的入院・マイノリティと/の〈貧困〉・ヘイトスピーチ規制とカウンターのはざまで・社会的企業は解答となるのか授業の到達目標福祉社会の臨界にせめぎあうさまざまな課題の検討を通じて、生き方の自由が生存の平等を棄損しない社会の在り方の構想を、自らの生き方の問い直しへと接続し、専門研究に取り組むための基礎的な力を培う。成績評価方法Moodleフォーラムの小レポート及びディスカッションへの参画姿勢により総合的に評価する。(期末レポートは実施しない)備考・関連URL本演習は基本的に対面授業の形式で行う予定ですが、講義回についてはオンデマンドで実施される可能性があります。岡部耕典研究室http:[email protected]科目名現代人間論系演習(貧困と社会的排除)担当者名大西連人間2単位秋学期月曜日4時限2年以上―――授業概要本演習では、現在の日本社会に拡がる貧困と社会的排除について、それらの問題の理解を深めるとともに、その背景、社会的課題、政策の現状について検討する。特に、ホームレス生活保護子どもの貧困に着目し、当事者が抱える困難さ、支援現場で起きていること、社会的背景や政策的課題について、講義、ディスカッション、グループワーク等を通じて学ぶ。授業の到達目標・貧困社会的排除という概念を理解する。・ホームレス生活保護子どもの貧困についての基本的な知識を習得する。・それらが起きる社会的背景について、社会的課題について、印象や思い込み、偏見などで語るのではなく、文献をあたり、現状を分析し、能動的にその解決を検討することを通して、自らの見解を持つことができるようになる。成績評価方法試験0%レポート50%期末のレポートの内容により評価する。平常点50%報告・コメントを含む演習への参画姿勢により総合的に評価する。(備考にあるように欠席の上限を設ける)その他0%備考・関連URL・授業は原則として対面でおこなう。ただし、新型コロナウイルス感染症の拡大状況等によりリアルタイム配信でおこなう場合もありうる。・本演習は出席を重視する。1/3以上を欠席した場合、単位は不可とする。・授業スケジュール、グループ編成等は受講人数等によって変更することがありうる。科目名現代人間論系演習(エスノメソドロジーの方法)担当者名居關友里子人間2単位春学期金曜日4時限2年以上―――授業概要日常生活で人々が社会的状況を認識し、その状況に適った行為を生み出していく際に用いている方法を研究する研究分野エスノメソドロジーのうち、人と人がことばを交わす際の方法に注目した会話分析を演習形式の授業で学ぶ。会話分析では、実際に行われたことばのやり取りを丁寧に観察することを通して、人々が相互行為を秩序だったものとして成立させる方法を分析する。この手法の習得には分析概念の知識だけではなく、実際に手を動かしながら実データに向き合う姿勢が求められる。授専門演習―502―

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