文化構想学部シラバス2021
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科目名現代人間論系演習(生活世界・社会と身体)心と身体の心理学を概観する担当者名宮田裕光人間2単位春学期金曜日4時限2年以上―――授業概要現代においては、SNSによるコミュニケーションやAI、ビッグデータなどの情報技術が発達し、私たちの生活世界を取り巻く人間関係や社会との関係のあり方が大きく変容している一方で、ストレスや精神疾患、医療と健康、幸福感、ジェンダーなどをめぐる心の問題も大きな社会問題となっている。こうした時代の中で、人間の心と身体の関係やあり方はどのように捉えられるべきだろうか。本演習では、心と身体のつながりや調和、統合に関連する研究分野について、文献講読を通して概観する。心と身体についての研究は、複数の学問分野を横断する学際的な性質を持つものである。そのため、演習で具体的に取り上げられるテーマは、臨床心理学、心理療法とトラウマ、認知心理学、生理心理学、脳神経科学、マインドフルネスと瞑想、仏教、東洋医学、身体実践技法(ボディーワーク)など、自然科学および身体的実践に関わる分野を幅広く含むことになる見込みである。授業では、グループに分かれて講読文献を選定し、レジュメによる発表とグループ討論、および全体討論を行う。これらにより、予備知識を前提とせず、当該分野を基礎から概観するとともに、一般教養や日常の実践にも役立つ心身の心理学の見取り図を得ることを目指す。授業の到達目標(1)心と身体のつながりや統合について、心理学、脳神経科学や身体的実践を含む幅広い分野の知見を概観し、見取り図を得る。(2)レジュメ作成と発表、討論を通して、文献の要旨と各自の論点を的確に伝え、学術的な議論ができるようになる。成績評価方法試験0%なしレポート20%レジュメ発表の機会がなかった履修者に課す。課題内容は授業内で指示する。平常点80%発表資料、プレゼンテーション、討論を含む、授業参加への態度を総合的に評価する。授業実施回の23以上の出席を成績評価の前提とする。その他0%なし備考・関連URL本演習の関連内容をさらに学習する意欲のある方には、講義心身論(春学期)、生活世界と身体(秋学期)、現代人間論系演習他者と身体、身体から見た人間(秋学期)、こころとからだの関係を考える(春学期)などと合わせての履修を推奨します。教員紹介:http:www.waseda.jpgendainingenmiyata.htmlhttps:www.wasedapsychology.jpteacher.html科目名現代人間論系演習(スクールソーシャルワークの理論と実践)子どもの生活と学びをつなぐ担当者名高石啓人人間2単位秋学期金曜日1時限2年以上―――授業概要近年、教育と福祉をつなぐ仕事として、スクールソーシャルワークが注目されています。この授業では、スクールソーシャルワークの拠点である学校と、子どもや家族の現状を理解していきます。スクールソーシャルワークの価値・知識・技術を実践的に捉えるとともに、理論化していくことができる能力を身につけることを目指します。事例に基づいてディスカッションやグループワークを行います。授業の到達目標学校現場および子どもと家族の生活の現状を理解する。子どもを自律的な個人として見つめ直す。子どもにとっての学びの意味について考察を深める。成績評価方法試験50%第15回目の授業時間中に試験を実施し、理解度の確認を行います。レポート0%平常点50%毎回の授業出席状況およびディスカッションへの参加状況、グループ発表を評価します。その他0%備考・関連URL本授業は、Zoomによるリアルタイム配信により行います。Zoomによる授業参加用URL,ミーティングパスワード、ミーティングID等の情報は、授業開始前にWasedaMoodleのアナウンスメントに掲示します。科目名現代人間論系演習(生きづらさの論理と倫理)生きづらさと現代社会担当者名草柳千早人間2単位秋学期火曜日2時限2年以上―――授業概要現代社会で生きることは容易ではない。広く知られているいわゆる社会問題から、日々の生活で感じるさまざまな困難、不満、不安や違和感まで、私たちの日常には問題が山積している。各人にとって直面する問題の内実や原因はそれぞれ様々でも、その違いをこえて共通の問いが立てられよう。私たちの生きづらさは社会のあり方とどのようにつながっているのだろうか。私たちは自分や他者の生きづらさといかに向き合い、それに対していかにふるまいうるのだろうか。そこからいかによりよく生きることへと向かうことができるのだろうか。本演習では、現代社会における生きづらさを考察している文献、主に社会学の文献を読みながら、上の問いについて考えていきたい。とても大きな問いであり、正解があるような問いではないが、皆で共に考えていくことに意味があると考えている。専門演習―494―

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