文化構想学部シラバス2021
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成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%授業への参加態度及び発表の内容により評価する。履修者の人数など各種事情によっては、レポートの提出によってこれを代替することも可能とする。その他0%備考・関連URL本授業では、毎回テクストを配布するので、それを講読してきてもらい参加者のうち一人(場合によっては複数名)にテクストの要約、簡単な補足解説、意見を発表してもらう。授業の進め方に関しては初回の授業時に説明をするので、詳細については初回授業時に参考にして欲しい。科目名現代人間論系演習(現代人のアイデンティティーの心理)ライフキャリア・ジョブキャリアについて考える担当者名本田周二人間2単位春学期月曜日1時限2年以上―――授業概要現代を生きる人々にとって、アイデンティティの達成は大きな目標の一つです。大学時代は、心理・社会的な移行期であり、自分自身のアイデンティティが揺らぐ時期でもあります。自分のこれまでを振り返り、将来展望を考えるプロセス(ジョブキャリア・ライフキャリアの考えること)を通して、現代を生きる人々、特に大学生におけるアイデンティティの意味を探ることを目的とします。授業では、講義、グループでのディスカッション、発表、振り返りといった様々な方法で学びを深めてもらいます。授業の到達目標本授業の到達目標は、下記の3つです。1.現代社会におけるアイデンティティの様相について知識を深め、自分なりの考えを持つことができるようになること2.ジョブキャリア・ライフキャリアとは何かについて理解し、自分の将来展望を描くことができるようになること3.自分のアイデンティティ達成に向けて、やるべきことを理解することができるようになること成績評価方法試験0%試験は実施しません。レポート60%毎回の予復習、最終レポートを評価の対象とします。平常点40%授業への参加、発表内容等を総合的に評価します。その他0%備考・関連URL・受講生のニーズに応じて内容は変更することがあります。・WasedaMoodleを積極的に活用します。詳細は授業時に伝えます。・受講に際しては、積極的な受講態度、メリハリが必須条件となります。・授業中の注意事項としては、他人に迷惑をかけないことです。科目名現代人間論系演習(セクシュアリティ研究の実践)皮膚に関すること担当者名草野慶子人間2単位秋学期月曜日3時限2年以上―――授業概要セクシュアリティの概念を広くとって、いえ広すぎるくらいにとって、この演習では皮膚に関することをとりあげます。セクシュアリティという概念を立ち上げるにあたって、性的欲望、性的事象と深く本質的にかかわる皮膚は、重要な考察の糸口となります。皮膚の思考、皮膚の文化、皮膚の快楽、皮膚と自我などのテーマに即し、さらに具体的には、恋愛、生殖行為、性的快楽にかかわる皮膚、あるいは皮膚の自己表現、たとえばメイクやタトゥーなど、またあるいは自己と他者の境界となり、世界における自己の位置を定める皮膚、よって快・不快の感覚の最大のよりどころとなり、ときに自我の不安を思いもよらないかたちで表出する皮膚について(いやなことがあると蕁麻疹出たりしますよね……)いくつかの短い文献を読んでのディスカッション、そして、受講者個々の発表を通して考えていきます。ディスカッションに使用する文献に関しては、担当者の専門が文学なので、文学・芸術における皮膚感覚の表現をとりあげることが多くなるはずですが、理系の研究者の文章なども、少し読んでみる予定です。授業の到達目標上記授業概要に記した諸点について。演習という場を通してお互いの関心領域が広がり、多層化し、豊かに展開することを目指します。成績評価方法試験0%実施しません。レポート0%実施しません。平常点100%1)出席状況2)授業中の発表への評価。十全に準備されているか。オリジナリティはあるか。*発表時のパワーポイント、ハンドアウト類は、WasedaMoodleにアップロードしていただき、評価の対象とします。3)授業中のディスカッションへの参加への評価。十分に積極的であるかどうか。その他0%特になし。備考・関連URL授業計画はあくまで仮のものです。受講者数によって変更の可能性が大いにあります。なお、本授業は全開対面授業となります。専門演習―486―

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