文化構想学部シラバス2021
450/620

て、スライドや資料を学生自身で映し出して行なってもらいます。科目名表象・メディア論系演習(身体原論1)人間の身体と機械・テクノロジー担当者名坂内太表象2単位春学期木曜日2時限2年以上―――授業概要我々の身体は絶えず機械によって取り囲まれ、機械に多くを依存した社会の中に置かれています。そうした状況は映像・文学・演劇・マンガ・アニメ等のさまざまな作品に影響を与え、アイデアの源泉ともなってきました。この演習では映像・文学・演劇・マンガ・アニメ諸作品における人間の身体と機械の表象、及びその系譜について概観・討論していきます。授業の到達目標毎回の演習内容を十全に理解した上で、分析対象となりうる様々な作品・事象に関し、独自の観察・批評が出来るようになることを、受講生の各々が目指して欲しい。成績評価方法試験0%なしレポート50%分析対象となる様々な作品・事象に関して、自分独自のオリジナルな観察・批評が出来ているかどうかを判断・評価する。平常点50%出席が全体の23に満たない者は、最終的な評価の対象としない。その他0%科目名表象・メディア論系演習(音声身体論)マンガの吹きだしを考える担当者名細馬宏通表象2単位春学期火曜日5時限2年以上―――授業概要この講義では、マンガの吹きだしについて考えることを通して、人間の音声と動作の関係について考える。一般に、マンガは絵によって性格づけられ、物語を進行させると考えられがちである。実際、マンガ家はその画力によって認められることが多いし、吹きだしを排したアーティスティックなマンガも存在する。しかし、ほとんどのマンガにおいて、わたしたちが予備知識もないのにその作品をすらすら読めてしまうのは、読みながら吹きだしの時間を無意識のうちに再構成し、会話の時間として感じているからに他ならない。本年は、戦前戦後の日本のマンガの代表的な作家の作品を通観しながら、吹きだしの多様な表現を考える。授業の到達目標・マンガ史のさまざまな表現を比較できるようになる。・マンガの中のことばをマンガ史から論じることができるようになる。・音声が書き言葉になるときにどのような表現が可能かをマンガに即して論じることができるようになる。成績評価方法レポート40%最終レポートを課す。課題は講義中に紹介する。レスポンス・小レポート:60%2-3回に一度の割合で、レスポンス・ペーパーもしくは小レポートの提出を課す。備考・関連URL講義の進行に応じて、取り上げる作家は変更することがある。科目名表象・メディア論系演習(身体文化論1)鬼の表象―日本の伝統芸能を中心に―担当者名和田修表象2単位春学期月曜日6時限2年以上―――授業概要2020年度はコロナに明け暮れ、鬼滅が躍った1年でした。童話の泣いた赤鬼(浜田廣介作)でも、鬼は悪者というのが前提ですが、近代以前の日本の鬼は、地獄で亡者を責める恐ろし存在というだけでなく、強い力を持つ神や、時に猛威をふるう自然現象の表象でもあって、退治されるべき存在ではありませんでした。そして、鬼の表現方法は、民俗芸能や能などの日本の伝統芸能では、非常に重要な意味をもっていました。この授業では、日本の伝統芸能などを中心に、絵画・彫刻なども視野に入れ、現在の鬼滅に至る鬼の表象をたどってみたいと思います。授業の到達目標鬼の表象を取り上げることで、近代以前から現代に至る日本の身体表現の特色を理解する。成績評価方法試験0%試験は実施しない。レポート50%鬼を通して、日本の表現芸術の特色を理解しているかどうかを評価します。平常点50%授業での出席や発表によって評価します。その他0%とくになし。専門演習―458―

元のページ  ../index.html#450

このブックを見る