文化構想学部シラバス2021
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におけるテレビドラマを取り上げ、それらの試みについて検証する。具体的な作品としては、転・コウ・生(森下佳子脚本、柴崎コウ、高橋一生、ムロツヨシ)、Living(坂本裕二脚本、永山瑛太、永山絢斗、広瀬アリス、広瀬すずら)、世界は3でできている(水橋文美江脚本、林遣都)、JOKE〜2022パニック配信!(宮藤官九郎脚本、生田斗真)、不要不急の銀河(又吉直樹脚本、リリー・フランキー、夏帆ら)、2020五月の恋(岡田惠和脚本、大泉洋、吉田羊)などの中から、受講生の意見を聞きながら4作品を選んで取り上げる予定。★授業はコロナ禍の状況を見ながら、オンラインと対面を使い分ける。コロナ禍が収束すれば対面を中心に行うが、感染が拡大する場合はオンライン中心とする。初回はオンラインの予定だが、直前にMoodle上で告知するので、必ず確認すること。授業の到達目標テレビドラマの詳細な分析を通して、ドラマの研究方法を身につけるとともに、現実と密接に関連しつつもフィクションとして提示されるテレビドラマの意義について、各自が自分の見解を持つことを目標とする。また、それぞれのドラマは作り手たちが意図した以上に多くの情報を含んでいるが、私たちは多くの場合1回しか出会わないため、たくさんの情報を受け取り損ねている。この演習では、一つの作品と何度も出会い直すことによって、一つの作品が別のものに見えてくるという体験を受講者にしてもらうことを目指す。成績評価方法試験0%なし。レポート70%作品の理解度に加えて、独自の視点と分析の緻密さ、論理性の有無等を判断材料とする。平常点30%研究発表、出席、発言の量と質、貢献度等を総合的に判断する。なお、毎回Moodle上にコメントシートを提出してもらう。コメントシートの提出が出席の要件となる。その他0%なし。備考・関連URL◆講義概要に記載したように、授業はコロナ禍の状況を見ながら、オンラインと対面を使い分ける。コロナ禍が収束すれば対面を中心に行うが、感染が拡大する場合はオンライン中心とする。初回はオンラインの予定だが、直前にMoodle上で告知するので、必ず確認すること。◆毎回Moodle上でコメントシートを提出してもらう。コメントシートの提出を出席の要件とする。◆基本的に地上波で放送されたテレビドラマを取り上げるが、ときには性的、あるいは暴力的な表現を含む場合もありえることを了承した上で受講してほしい。科目名表象・メディア論系演習(芸能文化論)変身と日本の古典芸能担当者名和田修表象2単位秋学期月曜日6時限2年以上―――授業概要変身というとウルトラマンや仮面ライダーのそれを思い浮かべるだろうと思いますが、観客の目の前で変身するシーンは特撮ヒーローに限ったものではありません。日本の古典芸能は、変身を舞台上で表現するためのものといえ、また、ひろく演劇が役者と役という関係を前提とする以上、変身なしには成り立たないのです。特撮ヒーローの変身を生み出した日本の文化的基盤を考えてみたいと思います。授業の到達目標変身をキーワードに、日本の古典芸能についての基礎的知識を習得する。成績評価方法試験0%試験は実施しない。レポート50%古典芸能演劇における変身についてのレポートで評価します。平常点50%出席と発表で評価します。その他0%なし。科目名表象・メディア論系演習(ポピュラー音楽論1)担当者名小沼純一表象2単位春学期月曜日3時限2年以上―――授業概要ポピュラー音楽といいます。知ったような気になっています。ほんとうでしょうか?いろいろディスカッションして、考えていければとおもいます。授業の到達目標ひとつの名称・概念がどうひとつでないかを確認できれば。成績評価方法演習ですから、参加が重要になります。コメントしてください。科目名表象・メディア論系演習(ポピュラー音楽論2)担当者名原雅明表象2単位秋学期金曜日4時限2年以上―――授業概要音楽を聴くことを掘り下げる。そのために、様々な音楽を様々な側面から聴き進み、音楽の現場で起きている事象も適宜取り上げ、多様な聴取体験をもたらす契機を作り、ディスカッションやグループワークを通して理解を深める。専門演習―448―

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