文化構想学部シラバス2021
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授業の到達目標・科学的論文(リサーチエッセイ)の書き方の基本を知る。・異系統の言語を比較するとは、どんなことか(目的・手法)が理解できる。・外国語(日本語)学習への応用法を理解できる。・同一言語の変種についても、その手法が応用できることを理解する。成績評価方法一応、理解度を測るテストを20%程度、発表を60%程度、演習への貢献(所謂平常点)を20%程度と考え、総合的に評価します。が、受講者の人数により、テストの比重を高めたり、発表の比重を高めたりすることがあります。理解度を測るテストは行わず、発表とレポートとなることもあり得ます。人数が多くなれば、別にテストを行う可能性もあります。全ては登録後の履修者数により正式に決定します。備考・関連URL通常の演習(授業)、討議もそうですが、学生の発表についても、受け身にならず、積極的に参加してください。WasedaMoodleの点検は常に行ってください。演習ですから、評価の基準であることも含め、参加、出席が重要です。教科書は、履修者共通の理解項目として使用します。今後の新型コロナウィルスの感染状況への対応については、大学から、また教員によるMoodleからの指示に注視していてください。科目名複合文化論系演習(比較言語学研究)言語を比較するとは、どういうことか。言語の変化とはどのようにして起こるか。担当者名森田彰複合2単位春学期木曜日4時限2年以上―――授業概要碩学高津春繁は、比較言語学入門でおよそいかなる科学といえどもそれが実証的・帰納的であるかぎり、比較方法を使用せずには成立しえない。と言っています。その比較方法が言語の探求にどう用いられてきたか、また用いるのかを学びながら、曰く全ての学問に通ずる比較の方法論を学びます。言語を比較することには、勿論いくつかの目的、対象、方法があります。しかし、これとは別に、比較文法と言い、同系統の複数の言語を比較し、その言語間の関係を探ったり、それらの共通の祖先(祖語)や元の形を想定しようとする学問分野が、伝統的に比較言語学とほぼ同義で用いられて来ました。そこで、本演習では、言語における比較の原点であった比較文法の概要を理解した上で、さらにそこから発展した言語の通時的(歴史的)研究、特に言語変化の様相を見ていきます。また、比較を重要な研究の手法とする言語接触についてもその要点を学びます。一つの言語の中の変種variationと標準化standard-izationについても可能な限り触れたいと思います。後半には、学んだ幾つかのテーマに従って、討議形式の発表を行ってもらいます。但し、これは履修者の人数によって柔軟に考えざるを得ませんから、その具体的方法については、講座の中で説明・協議します。授業の到達目標・全ての科学に通ずる比較の方法論を言語を例にして学ぶ。・似ていないものが似ていることを知る。・ヒトの営みとしての言語活動について理解を深める。・言語の変化とその様相について理解を深める。・言語の変化とその要因について理解を深める。成績評価方法一応、理解度を測るテストを20%程度、発表を60%程度、演習への貢献(所謂平常点)を20%程度と考え、総合的に評価します。が、受講者の人数により、テストの比重を高めたり、発表の比重を高めたりすることがあります。また、発表とレポートによる評価にする場合もあります。人数が多くなれば、別にテストを行う可能性もあります。受講者数によって登録者確定後に正式に決定しますから、第1回の授業には必ず出てください。備考・関連URL比較文法の何たるかを、特に印欧(インド・ヨーロッパ)語比較文法を本当の意味で知るには、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語などの印欧諸語の複数に関する深い知識、さらに言えば、ラテン語、古典ギリシャ語、サンスクリット語の知識が必要です。しかしながら、言語間の比較は、比較文法の範囲に留まるものではありません。それを理解し、中途半端に言語を比べてみる、と言うことではなくしっかりとした方法論と資料の収集と活用を身につけてください。学生の発表に関しては受け身にならず、積極的に討議に参加してください。また、受講者の人数によって、討議にかける時間(授業回数)と学ぶ内容と方法については、調整が必要になります。この調整への対応も含め演習は、受講者の参加度、積極性も重要な評価の基準になります。欠席は極力しないように。科目名複合文化論系演習(言語と文化)担当者名酒井智宏複合2単位春学期木曜日2時限2年以上―――授業概要言語を学ぶとはすなわち文化を学ぶことである。これまでみなさんは何度となくこのような話を聞いたことがあると思います。しかし、これらの主張は、雰囲気としてはなんとなく分かるような気もしますが、いったいどういうことなのか具体的に説明してくださいと言われると困ってしまうのではないでしょうか。この講義では、こうした主張の起源と発展をたどり、その妥当性を検討することを通じて、その正しい解釈について考察します。授業の到達目標1.言語の違いにかかわらず、人間がもつ概念は普遍的であるとする普遍主義の考え方を理解する。2.言語が異なれば概念(さらには世界観)も異なるとする相対主義の考え方を理解する。3.極端な普遍主義・極端な相対主義に陥ることなく、言語と概念、言語と文化の関係を正しく捉えられるようになる。成績評価方法試験0%専門演習―429―

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